『あの頃を思い出す』創作エピソード
現在連載しております『あの頃を思い出す』ですが、いよいよ最終章を迎えます。そこで、途中ではありますが、ちょっとこの小説の創作エピソードなんかを語ってみたいと思います
実はこの小説はわたしが図書館でアルバイトしていた頃に書いていたもので、実に20年ほど前の作品でございます(/ω\)
リアルタイムに、わたしの子どもたちが保育園に通っていた頃でしょうか? 多分離婚してすぐくらいの頃だったかと思います。図書館でアルバイトをしながら、仕事中小さなメモ書きに少しずつセリフなんかを書き溜めながら繋いでいった小説になります。ですが、途中で書けなくなったのか、当時の生活が忙しくなったのかは定かではありませんが、完結はしておりませんでした
『オスカルな女たち』が終わって、なんとなく気が抜けて、本当はしばらくお休みしようかなぁと思っていたのですが、ずっと小説の連載をしていたので、できれば新しい作品を…と考えていた時、ちょうど前に使っていたパソコンが調子悪くなり、それまでストックしていた作品を新しいパソコンに移動していた時、奇跡的にフォルダーに残っていたこの小説を見つけまして、完結していなかったこともあり、せっかくなので仕上げて成仏させてやろうと思ったのが連載のきっかけでした
わたしの記憶が正しければ、この小説は確か平たい正方形のフロッピーディスクに保存されていたものなのですが、いつどのようなタイミングで前のパソコンに移動したのか、ちょっと記憶にないのですが、要は奇跡的に残っていた作品でした
連載にあたり読み返してみますと、まぁまぁ披露しても大丈夫かなぁとは思ったのですが、なにせ20年前の作品なのでいろいろと仕様が変わっていたり、時代遅れなアイテムがそこかしこに在りまして、手直ししながら今日に到る…というわけです
仕上がっていなかったとはいえ、漠然とクライマックスはこんな感じ~というイメージはありまして、しかしながら連載していくうちに事情が変わってきたというか、実は7、8~9のあたりの話は新しいエピソードになっており、本来の結末とは違う方向に向かっていっております
で、当然ながらストックなどはまったくなく、日々がぶっつけ本番というわけでして、いわゆる書下ろし状態。このところギリギリ投稿が常でして、かなり切羽詰まってたわけです。実は今、もしかしたらこのまま連載が途切れてしまうかもしれないところまで追い込まれており、途中ではありますが、このような暴露エピソードを書いているわけです
そんなの読んでる方にしたらどうでもいいことなんだけれどね、わたしなりの時間稼ぎだったりします。申し訳ない(;一_一)
この『あの頃を思い出す』という意味深なタイトルも、20年前につけたタイトルではありますが、特に意味はなくて「あ行」から順番に小説を書いてみよう…という試みからできた安直なタイトルでした
この作品は当時、恋愛小説に興味のなかったわたしが描いた数少ない小説の中のひとつなのですが、よくよく考えてみますと、どうも当時からわたしは「学生の妊娠」とか「未婚の母」という設定が好きだったみたいです。それは多分、学生時代から自分はもしかしたらこのまま「結婚できない」女かもしれない…と思っていたから憧れていたのかもしれない。あまり良く覚えてないのだけれど、とりあえず「子どもだけ欲しい」な~んて思っていたのかもしれないです。田舎育ちで、わりと自分の周りには高校を卒業してすぐ「ママになる」友人が目立っていたので、その時点で「行き遅れ」くらいに思い込んでいて、彼氏もいない自分が落ちこぼれみたいに感じていたのですよね~。そもそも子どもだってひとりで作れるわけでもないのに、マリア様にでもなれる気でいたのかしら?
子どもを双子にしたのには理由があって、わたし自身が双子が欲しかったから…なのですが、20年前につけた双子の名前は「一葉」と「一花」ではなかったのです。なぜ変わったのか…というと、当時つけた名前はそっくりとわたしの甥っ子と姪っ子の名前になったので(双子ではありませんが)そのまま使うことができなくなったのでした~(#^^#) 名前を考えるのが趣味だと、こういうこともあるんですねぇ
その他の名前はそのまま使用しております
連載を始めた当初、途切れることを予想して『なりきりDJ☆GSスター』の連載を準備して、この連載が終わった時点で始める予定が、思いのほか楽しくて、出し惜しみすることなくうっかり連載を開始してしまったので、手元にはな~んのストックもなくて、書けなくなったらnoteでの連載はまったくなくなってしまうというのが現状です
さて、ちょっとひとつ、わたしは読者のみなさんに聞いてみたいことがあるのです。『オスカル~』は連載が長かったこともあり、わりとコメントも毎日のようにいただいていたのですが、今回の連載はあまりコメントをいただいておりません。とはいえ、ありがたいことに読者さまからの「スキ」を戴いており、まったく相手にされていないわけではないのですが、ぶっちゃけわたしの小説って、
おもしろくないですか?
・・・・と、ね
一度おおっぴらに聞いてみたかったのですわ ( *´艸`) 変ですかね?
それではまた明日から、連載をお楽しみくださいませ・・・・
いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです