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まめ、豆、ま〜め
年明けに、ちょっとゆっくり実家に行ってきました
おふくろの味か郷土料理か…お正月には定番の、この時期に必ず食べる豆料理を自分なりに再現してやってきましたが、ここで本家を披露したいと思いま~す
これがわたしのひたし豆 ↓ ↓ ↓
《 材 料 》
乾燥青豆1~2合、または250g、水、塩、
作り方は前記事に記してある通り、水から煮ます。この時水は豆が充分にかぶるくらい、指の第一関節くらいを目安に、わたしはちょっとしょっぱいくらいの塩水にして茹でていきます。沸騰して、灰汁が出れば取り除き、火を止めて一晩放置。そうしますとふっくらとした豆が出来上がります
沸騰してからすぐ火を止めてしまっても、余熱で充分食べられる固さになりますが、やわらかめが好きな人は10分くらい煮るといいでしょう。基本、青臭さが抜けれ場OKということです
地方によっては水で戻してから出汁や醤油で煮詰めるところもあるようですが、わたしの実家地方では先に茹でてから、塩を振ったりするのが常で、順番が違うところが特徴かな ⇐ わたしは面倒なので塩を入れて茹でてしまいますが、まったく問題はありません。しょっぱければ水抜きをすればいいし、足りなければしょうゆその他で味を加えることもできますので、そこはおおらかな気持ちで挑みましょう
我が家は、塩茹でにしてそのままいただくか、お正月に数の子と和えて一緒にいただきます。いずれにせよ、あっという間になくなります
小さい頃から「ひたし豆」とか「ひやし豆」で親しんできたので、豆の名前を把握しておりませんで、今回改めて調べてみましたら「乾燥青大豆」というのが正式名称のようです (^-^;{勉強になりました
そして、これが本家 ↓ ↓ ↓
というか、母のレシピですが、こちらは醤油漬けの数の子と和えてます
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噛み締めたときにじゅわっと、肉汁ならぬ塩気がたまらんのです(/・ω・)/
これがわたしの煮豆初挑戦 ↓ ↓ ↓
《 材 料 》
大豆3合、出汁8合、生醤油お玉一杯、砂糖250g、重曹小さじ1
作り方は通常通り、豆を一晩浸しておきますが、出汁で煮ていくので、材料は先に全部入れてしまいます
一晩放置し、豆が膨れたら弱火で汁が鍋底に、プリンのカラメルより少し多いくらいの量になるまでじっくりと煮ていき、火を止めたらわかめを加えて放置します。最初にわかめを入れてしまうと、わかめがトロトロになってしまうので、最後に入れて残り汁を吸わせて味をつけるというわけです
豆をくたくたにしてしまうとわたしのような失敗作ができてしまうので、あくまでも弱火で!⇐これがなかなか難しい
豆が古かったりすると、リンゴのぼそぼそみたいにみそになってしまうようなので、そこも見極めが必要みたい。わたしはまだまだ修行が足りないようです
そして、これが本家 ↓ ↓ ↓
![](https://assets.st-note.com/img/1672762655717-sMIXC3ftCC.jpg?width=1200)
母のレシピは上の材料の倍です。だからもしかしたらもう少し出汁を調節しなければならないのかもしれません。要改善 (一一")
子どもの頃はわかめばかりを拾って食べていたけれど、この絶妙なバランスがたまらないんですわぁ。大人になったなぁ…と思うのはこういうときですかね?
母の域にはまだまだですが、唯一母がわたしに敵わないものもある!
これがわたしの豆料理 ↓ ↓ ↓
《 材 料 》
玉ねぎ1個、ひき肉200~400g、レッドキドニービーンズ1缶、
ひよこ豆1缶、カットトマト1缶、大豆の水煮100g、
水煮れんこん100g、スイートチリソース200~300g、
玉ねぎはみじん切りにし、油を引かずにひき肉と一緒に炒めます。ある程度炒まったら、豆と同じくらいの大きさにカットしたれんこん、水切りした3種類の豆、カットトマト汁ごとを順に入れて混ぜ、最後にチリソースを入れて煮込みます
煮込むといっても全部水煮なので、全体に火が通ればOKです。あとは火を止めて放置。豆その他が汁気をすってくれるので、いい感じに仕上がります
豆は放置するといい仕事するんですねぇ( *´艸`)
ミックスビーンズはよくみかけるのですが、ひよこ豆単体ってあまり売ってないんです。特に田舎は、小さな袋詰めはあるのですが缶詰を見掛けることはめったにありません。袋詰めは少量なので割高ですし、探し回るのも面倒なのでこちらから缶詰を買って帰ります
まぁ豆の種類を減らせばいいのでしょうが、いろいろあった方が栄養価も高まりますし、れんこん共々触感が楽しめますのでね、わたしはこの3種類を好んで使っています
子どもってあまり豆好きじゃないですよね? チリソースだからなのか、小さい子どもも喜んで食べてくれます。それが不思議。わたしは子どもの頃、ひよこ豆が苦手だったので・・・・
一時期、帰る度に作っていたこちら…しかも3回分の材料持ち込みで ↓ ↓ ↓
作り置きにもできますし、ニンニクが入っているわけではないのでお弁当にも最適です。我が家はいつも大鍋で、上記材料の3倍量で作ります。だから缶詰も箱買いで(^-^;
母ひとりの実家ですが、我が家同様に大量生産です。母はわたしが使っている8ℓの鍋が気に入ったらしく、わざわざ購入してまで待機していました
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最近の帰省は日帰りがほとんどだったので、ここ数年実家では作ってなかったので「久しぶりに食べたい…」と言われ、張り切りました。わたし自身、これを作るのが久しぶりだったので、母に「ひき肉を準備しておいて」というのを忘れてしまい、家を出てから慌てて電話をしたくらい ('◇')ゞ
偏食の妹も、これだけは食べる。そして姪っ子に関しては大好きだ💛
母も遊びに来るお友だちに「振舞う」からと喜んでくれ、わたしも鼻高々。母の料理で育ち、帰省してもずっとそういうものだと思っておりましたが、まさかその母に自分の料理を食べてもらうときがこようとは、なんともくすぐったい話です
おまけエッセイ
最近帰省するときは、日帰りか夜中に出掛けて行って翌日帰る…というのが常だったから、あえて友だちに声を掛けることはなかった。でもこの日、たまたま地元の同級生から連絡があり、帰ってきているなら「お茶でも♬」という誘いがあったのだ。だけどわたしはこれを作らなきゃならないし、かといって友だちにも会いたかったから「良ければうちの台所で」と、逆に家に呼ぶことにした。台所だけど・・・・
すぐにできるから、良ければ帰りに「おすそわけ❤するね」と言ったら、ふたつ返事で、エプロン片手にやってきた \(* ̄(エ) ̄*)/{しゅたっ!⇐さすがぁ
すっかり忘れていたんだけれど、以前彼女の家にお邪魔した際、作って持って行ったことがあるらしい。レシピを失くしたから…食べたいといわれた
いやぁ、彼女の包丁さばきの速いこと! 母とわたしはびっくりよ(@_@。
500gのれんこんがあっという間に小間切れに! 気持ちいいくらいの包丁さばきだった
あれはわたしには無理だわ~と思いつつ、主婦が並ぶとあっという間に材料が鍋に収まっていくものなんだなと、改めて感心( *´꒳`* )…というわけで、にろにろしている間に珈琲タイム☕
彼女との付き合いは幼なじみの次に長い。なにせ、小学2年生のリレーの選手選考時にわたしが一目惚れして仲良くなって以来の親友。半ばわたしは彼女のストーカーのようなもの
中学に上がる前後で『安全地帯』と玉置さんの魅力を教えてくれた彼女に会うと、決まってわたしの車の中のBGMは『安全地帯』をリピートすることになる
大学時代、わたしが彼女のアパートに遊びに行った時に作ったハンバーグが「美味かった」と未だに褒めてくれる。でもね、わたしは逆にその時彼女が作ってくれた「ポトフ」が凄いと、嫉妬したんだよね
なにげに、そんなころから料理は好きだったのかななぁ…わたし
「最近どう?」「わたしはね…」って。同級生だからね、健康のこととか体の不調とか、その他気になることもね、気兼ねなくぶっちゃけられるところがありがたい。ほんの数時間だったけれど、たくさん笑った。まぁだいたいが思い出話だったけれど、気の置けない友だちというのはなにを話していても安心するものですね
前日のグループLINEのやり取りで「50だし」「修学旅行みたいのしたい」「湯けむりツアー」ってダメ元でみんなに送ってみたら、意外とノリ気な返信があって♬
中学~高校と、交換日記をしていたわたしたち4人が、ひさしぶりに集まれるかもしれないなんて可能性もあり、今年は新年早々ワクワクした。実現するよう、話を詰めていくつもり!
今回は意外と充実した帰省だったなぁ・・・・
黒豆もたくさん食べたよ ↓ ↓ ↓
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《 豆知識 》豆は・・・・
・不足がちなビタミンを補う
・ミネラルをまとめて供給
・効率的に食物繊維を摂取できる
・抗酸化力に期待できる
みなさんも『まめで達者で』暮らしましょうね💕
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![たゆ・たうひと](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135633171/profile_c4e868480a31b4587d41755efab13925.png?width=600&crop=1:1,smart)