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『用語』

ヨンチカ」という言葉を知っているだろうか?

「ヨンチカ」はわたしの田舎だとハザードそのものを指すのだが、それは4か所が点灯するところから来ている。しかしながらその流れで、パッシングを「2チカ」とは言わない。パッシングはあくまでも「パッシング」なのだ

ハザードを、ずーっと「4チカ」で記憶していたわたしは、教習所に通うまで「ハザード」自体がなにものなのかを知らなかったし、なんだったら「三角のやつ」と言っていた。知らないってそういうこと?

まぁ慣れてしまえば「ハザード」というより「4チカ」の方が馴染みがあるし、言い易いということになる。でもなぜか「ウィンカー」のことだけは教科書通りに「方向指示器」と呼んでいる。ぜんぜん「ウィンカー」の方が発音も楽なのに、どうしても「方向指示器」が抜けないのだ
ひとの癖というのはおもしろい

さて、それを踏まえてというわけではないが「4チカ」の話をもう少し
最近の若者にも「4チカ」が通じる!?…と思ったことがあったのだが、最近の若者用語によると「ヨンチカ」は4回チカチカ点灯する…という意味らしい。まぁ「ハザード」を指していることには変わりないのだが、意味合いが違う

車を譲られた際にお礼の意味で出すハザードの点滅の数を表すらしい

そうなるとだいたいは「2チカ」が普通で「3チカ」まで出す人は親切なひと、またはいいひとと判断する。となると「4チカ」まで出す人に至っては丁寧なひと…ということになるらしい。言葉って面白いね

使い慣れないとね、この「4チカ」を出すにも慣れが必要になる。わたしもスムーズにあのボタンを押せるようになったのはここ数年

逆に丁寧に「4チカ」点灯していただけると、ほっこりする。思わず車内で「いいよ、いいよ~」なんて喋っていたりする


先日、目の前で車に衝突するバイクを目撃してしまった!?
それは夕時の忙しい時間帯で、反対車線は渋滞中。そして現場は信号機のない横断歩道前だった
反対側は渋滞しているから当然に車は止まっていて、わたしの前の前を走る車が、明らかな急ブレーキで停まった。止まったと思ったら後続のバイクがよろよろッとして車の左バンパーあたりにガツンといって停まった

通り過ぎて気づいたが、反対車線の車の間から、横断歩道を自転車が渡ってきていたのだ。あれは不可抗力…というか、急ブレーキが悪いのか、後続のバイクのせいか、どちらとも言えないな~と思った。街灯もない狭い道で、まぁどちらも気をつけていればいい話だろうが、それでもなんだかお互い切ない思いをする衝突だったのだ
逆に車が急ブレーキで停まらなかったら、バイクは素通りできるが、その後ろにいたわたしも自転車には気付かずにいたかもしれない・・・・と思うとぞっとする場面だ

少し行ったところで衝突した車とバイクは止まり、わたしはそれを追い越して目的地に向かった。帰りもその道を通るから、警察を呼んでいたらまた見掛けたかもしれないな~くらいの時間。でも車もバイクもいなかった
もしかしたら「お互いさまだよね」「自転車やばかったね」って言って示談でバイバイしたのかもしれない
詳細は解らないけれど、改めて「交通安全」の言葉を頭に刻み込んだ出来事でした

そう思うとあんまり「4チカ」気にして、前方不注意にもなれないな~と、いろいろと考えるところもあり、礼儀あり気か、常に安全運転してろよってことなのか・・・・いや、安全運転がいちばん大事なんだけれどね

気をつけようって、お話でした

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たゆ・たうひと
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