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ぶらり一人旅

一人旅に出た。

何も調べずにただお金とカメラをもって。

不思議だった。いつもだと家で授業準備をしているのに、朝からバスに飛び乗って一時間ほどしたら、見知らぬ街に着いた。

とても小さな町だけど、「古き良き」という形容詞がぴったりな町。

下調べもしなかったから、赴くままに歩いて、食べて、写真をとって、好きなように過ごした。これぞノープランの旅の醍醐味。

そこでふと思った。

人生って、自分で決められる。

当たり前だけど、いつも忘れてしまうこと。

自分の人生なのに、誰かの意見を聞きすぎていないだろうか。

また、自分で自分を縛っていないだろうか。

もちろん、すべて好きなように、思い通りに行くわけじゃない。

でも、このぶらり旅で感じたように、

人生は自分でなんとでもできる、ということを時折思い出すようにしたい。


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