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「仕事ができる薬剤師」とは

おはぴん、おつぴん、ぼくぐで太郎です。
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今回は僕が考える「仕事ができる薬剤師」についてです。

みなさん「仕事ができる薬剤師」と聞くとどんな人を思い浮かべますか?
・薬や病気の知識が豊富な薬剤師?
・服薬指導が上手な薬剤師?
・医療以外の知識が豊富な薬剤師?
・利益を出せる薬剤師?
・店舗を上手く管理できる薬剤師?
・無限の体力と鋼の精神?

人によって意見は様々だと思います。具体的に誰かの顔を思い浮かべた人は恵まれています。その人との関係を大切にしましょう。

ところでみなさん「中庸」という考え方をご存知ですか?

ちゅう‐よう【中庸】
[名・形動]
かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「中庸を得た意見」「中庸な(の)精神」
アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。

小学館  デジタル大辞泉

僕の考える「仕事ができる薬剤師」を一言で表すとこれですね。
医療現場における薬剤師の役割は「絶対的な正解を導き出すこと」ではなく、「これぐらいでいいや」という落としどころを見つけることだと思います。

例えば薬局なら医師の治療方針と患者の希望の落としどころを、施設であればそこに施設側の要望を加えた落としどころを、といったように医療におけるバランサー的な役割を担っています。在宅では多職種連携などその役割はより顕著かもしれません。

何もこれは医療に限った話ではなく、店舗を円滑に運営する上でも大事な考え方ですね。
店舗の薬剤師同士、薬剤師と事務員、会社と現場、など様々な落としどころを見つけるのも社会人として重要なスキルです。

目指す薬剤師像に悩んでいる人は「中庸」という考え方を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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