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第2セメスター開講「Quizology入門B(Ⅰ)」期末レポート課題:主観から科学へ

※2022年12月30日のメモより

問.次に示すクイズ問題について、どの表現を用いるべきか論じなさい。

①国旗には2つの頭を持つ鷲が/
②国旗にはスカンデルベクの鷲が/
③国旗には2つの頭を持つ(鷲・)スカンデルベクの鷲が/
④国旗にはスカンデルベクの鷲という2つの頭を持つ鷲が/

※ 「鷲が/」の後には、すべて「描かれている、ヨーロッパの国はどこでしょう?」と続くものとする。

・以下、論説の問い立てを参考として示すので、適宜、参考にされたい。

問1.
それぞれのクイズ問題を、情報形表現に書き改めなさい。

問2.
それぞれのクイズ問題について、その採用(不採用)理由を挙げなさい。

問3.
問2で挙げた理由について、制約充足問題的クイズ問題史観(*1)に基づき整理しなさい。

問4.
このクイズ問題と同様の構造をもつクイズ問題を2つ以上例示しなさい。

*1:クイズ問題の存在可能領域の解探索を、制約充足問題(CSP)として捉えるクイズ問題観。クイズ問題が成立するためには、複数の出題制約(構成要件)を満たすことが要求されており、その中で最適化を目指すというクイズ問題の捉え方。
具体例としては、「事実制約(充足要件)」や「一意限定制約」といった基準を次元として書き出し、その制約の満たし具合で評価する。

  ◇  🇦🇱  ◇

(コメント:出題のねらいなど)

・情報形表現の中でも、修辞節を含んだクイズ問題の変換ができるか。

・制約充足問題的クイズ問題史観による基礎的な制約を理解したうえで、それを実際のクイズ問題分析に応用できるか。

以上の2点を問う。前期の講義で扱った基礎を理解したうえで、その発展・応用をみる、後期の講義の集大成といえる設問ぜよ(*´ー`*)


スタミナラーメンさわき愛好会のぼたん氏には、年末で多忙にも関わらず、本論考に取り組んで頂き貴重なご意見を頂いたほか、可愛らしい(?)ヘッダ画像提供のお願いも二つ返事で引き受けて頂きました。(しかも書き下ろし!)

この場を借りて、あらためて感謝申し上げます。
(終)


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澤木恭介
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