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信用できる保守の見分け方
雑談・・・
信用できる保守と、そうでない保守の見分け方(僕の基準)
テレビとか見ていると、保守論客っぽい人が出てきますけど・・・ガチかビジネスかは別にして・・・たまにちょっと胡散臭そうな方も見受けられます。
信用できるかどうかの一つの基準ですが・・・「皇室の歴史は2600年以上である」とか言う人は、あまり信用できません。
今年は皇紀2682年ですが、そうすると日本の建国は紀元前660年2月11日になります。
古代の日本の歴史は謎なところが多く、別に歴史論争をするつもりはありません。
大事な点は「嘘をつく事へのためらいの有無」です。
テレビに出てくる論客の人なら、ある程度の教育は受けていると思うので2600年という数字は、これは流石にちょっと無理があると、内心、思っていそうです。
それでも、ためらいもなく「2600年余の歴史」とか言える人は、確かにいます。
世の中には「平気で嘘をつく人」と「滅多に嘘をつかない人」の2種類があると思います。
僕はよく嘘をつきます。嘘をつくことにそんなに抵抗はありません。同類だから分かるのですが、「平気で嘘をつく人」は信用しない方が無難です。
これは僕の個人的な判断基準なので、参考になるかどうかは分かりませんが。
雑談の余談
皇紀というのは、明治政府(薩長)の人達が西暦への対抗と、天皇家の権威を利用するために、勝手に決めた暦で、本来、日本の伝統では、元号とか干支を使うのが一般的だったようです。(壬申の乱とか天明の飢饉とかみたいに)
役所に出す書類とか、今でも令和4年とか書くのはその名残でしょうか。
余談の余談
記紀などの歴代の天皇の在位期間から計算すると2682年になるのですが・・・多数派の説では、これは、天皇家の権威を高めるために架空の天皇を作り上げたり、在位期間を水増ししたのではないかという事です。
ちなみに僕はマイナーな説を信じていて・・・一年が365日というのは、現代の常識で、古代日本では、春と秋が来る度に一年と数えたという説もあります。春秋暦と言うらしいのですが、魏志倭人伝にも倭人がそのような暦を使っていたとの記述があります。
また、春夏秋冬ごとに一年と数えていたと言う人もいます。僕は時代によって2倍暦と4倍暦のミックスだったのでは?と考えています。
そうすると、神武天皇が崩御されたのが、137歳、春秋暦だと68歳、4倍暦だと34歳・・・古代の寿命を考えるとあり得なくもないかな?と思っています。
この説を支持する学者さんはほとんどいないそうですが(^_^;