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【冒険の物語No255】群青とブルーピリオド

もう、ひねりもないタイトルですが、他に考えることができなかったです。そのぐらい、心に響いている今です。

■ブルー ピリオド という本を読みたいなと思って本を探しに行ってきました。 話すと少し長くなるんですけれども お付き合いをください。
私、ランニング中に音楽を聴くのですが、その中でYOASOBIさんの「群青」がちょっと引っかかっていました。いつもの流して聞いていたのですが、歌詞がそれほど頭には入っていなかったです。
たまたま「好きなものを好きだという、怖くて仕方ないけど」
とう歌詞があって、確かにそうなんだようなーって共感していました。

■「好きなものを好きだという」って、なんで怖いの?って共感できない人もいるかもしれないですけれど、そういう人もいるのですよ。
よく、セミナーなどでアイスブレイクで「好きな食べ物は?」とか「好きな色は?」なんて簡単に聞く人いますけれど、私にとっては苦痛しかないですね。これ分からないだろうーなー。

■と、そんなわけで「群青」の歌詞をもう一度見直してみたら、もう良いことばかり。
「どこかむなしい気持ち・・・そんなもんさ」
「好きなことを続けること、それは楽しいことじゃない」
「周りを見たって、誰と比べたって自分しかできないことは何だ」
「あとは楽しむだけだ」
などなど、枚挙に暇がないです。

■YOASOBIさんは小説を元に歌詞を作っているというのを聞いたことが合ったので、ぜひ、この元になった小説を読みたいなって思って探したのです。
それが、「ブルーピリオド」でした。
小説ではなく、マンガでしたね。
実は、今まで知らないマンガでした。
2020年のマンガ大賞だし、映画もアニメもなっていたなんて。
やっと、世間に追いついた気がします。

■この「ブルーピリオド」の内容は
””『ブルーピリオド』は、美術大学を受験する高校生たちの努力と挫折を描いた青春漫画です。主人公の矢口八虎は、美術に出会う前は優等生で、世の中を斜に構えて見ていた人物です。しかし、美術に出会い、絵を描くことにのめり込むことで、素直で純粋な人間へと変化していきます””

主人公の魅力

八虎は、才能ではなく努力で美術の世界に飛び込む「凡人」です。彼は勉強もスポーツもできて、コミュ力もあり、ちょっと悪いこともできちゃう、リアルの優等生のようなキャラクターですが、夢中になれるものが何もなく、人生を無難に生きるだけの道を歩んでいました。美術に出会い、絵を描くことにのめり込むことで、自分のやりたいことが何なのか、表現とはどういうものなのかを探求していく姿が描かれています。

■「リアルの優等生のようなキャラクターですが、夢中になれるものが何もなく、人生を無難に生きるだけの道を歩んでいました」
「自分のやりたいことが何なのか」

周りの空気を読む力があるため、「自分勝手力」がない。
それは「楽しむ力がない」

そんな内容です。

■早速、ブックオフに行って、シリーズ大人買いしてきました。
まだ、6巻(受験編)までしか読んでいませんが、良いですよ。
やりたいことが見つかることの羨ましさ。
しかも、そこへの過集中。

マンガだからかもしれないが、やっぱり熱中して没頭するものって欲しいですよね。私、大体途中で終わってしまうのです。本気になれないのですよね。
それ、初めの歌詞に戻るのですが「本気でやって失敗したら耐えられないから、本気にならない予防線を張っているのですよ」

マンガの中でも「楽しんで作って、それを否定されたら立てなくなりそうで怖いんだよ」ってセリフがありました。

そうだよねー。って思う人は、ぜひ読んでみてはどうですか?
何かヒントが得られるかもしれませんよ。

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