絵を描く時に感じる楽しい事苦しい事
絵を描くのは楽しい事でもあり苦しい事でもある。
描くこと自体も集中力が必要だし、シンドイ事もある。
依頼が重なる時には、徹夜続き、目が霞む中、ペンだこを潰しながら描くのである。
私に関しては商業イラストレーターなので、
必ず第三者視点に立って自分の絵を常にチェックしないといけない。
クライアントの表現した意向はしっかり汲み取れているか?
わかりやすく表現出来ているか?配色や密度を工夫することで、
見る人がハッとするような絵面になっているか?
あんまりに意固地になり過ぎると密度上げ過ぎてよく分からない絵になってしまうこともある。
今回の見出しのイラストなんかはその典型的なパターンで、
「終わったー!!」と熱い気持ちで完成させたのち、
1日、2日たってみると、もう少し添景を整理して見やすくなったかもな?
なんて思ったりもする。
それでも納品後、お客様から温かいお言葉をいただけたり、
絵がパブリッシュされ、多くの人の目に触れていただけることは
とても嬉しい事だし、尊い事だと感じています。
いつもご依頼いただけるお客様にも感謝申し上げます。