日本人は遊び方を知らない？

Xの記事で、日本人は旅行で連泊をしないから遊び方を知らない、と話している人がいた（リンクは面倒なので貼らないが、旅行　遊び方を知らない　日本人　と検索すれば出てくるのではないだろうか？）。

真っ向から反論すると、遊び方は人それぞれではないだろうか？　連泊をする遊び方（そもそも、それは遊び方ではなく、休暇の過ごし方ではないか？　というツッコミ）も、連泊せずに、色んなところを転々とチェックイン・チェックアウトを繰り返して移動することも、どっちも本人たちにとっては有意義である。どちらも、本人が望んだ結果がそれである。

点々とする休暇を過ごす場合でも、とにかくいろんなものを見たい、色んな場所に行きたいという欲求（好奇心）をもって行動している。そして、総行動することで欲求は解消される。これのどこが良い休暇でないと言えるのだろうか？　遠方であればあるほど、そう何度もこれるものではない。海外旅行でハワイは何度も行きやすいかもしれないが、例えばロシア・・・一生に１回行けば奇跡と言えよう！（おい）　一生に１回しかロシアに行けないなら、とにかくいろんなものをディープ・ラーニングしたくなるのが人間というものだ。好奇心は人をAIに負けず劣らずの学習意欲マシンに変えるものなのだよ。どんどん吸収して、それを満たす喜び（勉強する喜びみたいなものだろうか？）。
なぜそれを否定するような、連泊だけが良質の休暇だと規定するのだろうか？　わははははははははは！　と笑ってしまう。連泊で良質の休暇を取っている人間は、多面的に見る思考がないのか！？　それとも、ホテル業界の回し者で、連泊を普及させようと躍起になって日本人ディスをして、炎上を狙っているのか？

まったくもってちゃんちゃらおかしいですね。

スケジュールを詰め込んだ旅行も、スケジュールのない旅行もどちらもあって良いし、そもそも、休暇の過ごし方を旅行のみに規定すること自体ナンセンスでしょう。自宅で寝てたっていいし、個人制作をしてもいいし、普段できないことをしたって良いわけで、なんというか、自分の考えを押し付けるために、人をディスるなんて止めてほしいですよね（←というディスり）。