終電で誰かと一緒に帰りたい人生でした
休日出勤の土曜日、私は終電まで一人で仕事をしてました。世間は休みだからか新宿駅のホームでは若い男女が溢れかえっておりました。
高身長でブランドの服を着たホストらしき男とコンカフェ嬢らしさのある派手髪に小さな鞄を身に着けた女の子。
そういう組み合わせの男女から放つオーラに、嫉妬と劣等感を覚える私でした。
私は休日にわざわざ終電まで仕事をして何をしているのか
彼らのように人生を謳歌することができないのは、何が足りなかったのか
挑戦する勇気か
それとも
生まれ持った容姿か
そんなことを考える恋人ができたことも友達も居ないいわゆるぼっちの24歳の低賃金労働者な私
この人生を素直に受け入れられない私
そんな嫉妬と劣等感から生まれた心の歪みが最近はとても怖いのです。
後で取り返しのつかないことになりそうで、この歪んだ心を正常にする方法を探して
私にできることは、帰り道にコンビニで酒とからあげクンを買っては一人で愚痴を吐き、家に帰ってタバコに吸ってただ現実逃避するしかありませんでした。
神様なんていないけど、願掛けはします。
「虚しき人生に、幸あれ」と。