友人へ

ご結婚おめでとうございます。並びにご両家の皆様、心からお祝いを申し上げます。本日はこのような素晴らしい席にお招きいただき誠にありがとうございます。只今ご紹介に預かりました、新婦友人の山口と申します。僭越ながらお祝いの気持ちを手紙にかいて参りましたので読ませていただきます。とても緊張していて、かしこまるとうまく話せなくなってしまいそうなので、いつものように岡井と呼ばせてください。
岡井へ
結婚おめでとう!岡井の晴れ姿を見られる日をとても楽しみにしていました。そして友人代表スピーチという大役を任せてくれてありがとう。すごく嬉しかったです。
岡井との出会いは7年前、大学生一年生の春でした。岡井とその頃出会った荒木と3人で桜を見に行ってお好み焼きとミスドを食べたのが初めて遊んだ日の思い出でした。
それから、岡井の誕生日にランダムで決めた駅に行って周辺を歩いたり、弾丸で東京に行ったり、社会人になる前日にホテルに泊まってゆっくり過ごしたり、私の人生は岡井がいなかったらこんなに楽しいものにはなっていなかったと思います。
一緒にご飯に行きすぎてお互いの好きなものが何となくわかっていて。焼き鳥は岡井がタレで私は塩、岡井はきのこの山で私がたけのこの里。食の好みは正反対なことも多くその度に沢山笑ったことを今でも覚えてます。
社会人になると、お互い忙しくで会えないことが増えました。それでも、私が落ち込むと岡井はいつも車で海が見えるところまで連れていってくれました。ヤマザキショップで買ったサーティワンのカップアイスを、真っ暗で何も見えない海を眺めながら食べて、特に何を話すわけでもなくぼ〜と過ごして、あのドライブが私の心の支えでした。
岡井はとても友だち思いでフットワークが軽く、私の誘いにいつも「いいやんいこう」とのってくれました。今でも私が遊びに誘いやすいように毎月シフト表をLINEで送ってくれています。毎月無言で送られてくるシフトの写真を見るたびすごく嬉しいです。

こうして7年間を振り返ってみると、学生、就活、社会人、私の人生にはいつも岡井がいました。そして今日人生の新たなスタートに立つ岡井をこうしてそばお祝いできたこと心から嬉しく思います。出会ってくれて、そして今日まで仲良くしてくれてありがとう。岡井のことが本当に大好きです。そしてそんな大好きな岡井が大好きな人と出会えたこと心から嬉しく思います。
○○さん、私の大切な親友岡井を末永くよろしくお願いします。おふたりの幸せを心よりお祈りしています。これを持ちましてお二人のはなむけの言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

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