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【完全一枚初動】手札一枚からリンク4以上のモンスターを出せるカード集

はじめに

はじめましての方ははじめまして。こんにちはの方はこんにちは。ぐちゃと申します。好きなリンクモンスターは《彼岸の黒天使ケルビーニ》です。

今回はタイトルにもある通り、手札一枚からランク4以上のモンスターを特殊召喚できるモンスターをまとめました。高リンクモンスターを出したいけど手札に余裕がなかったり、デッキの選択肢が少なかったりする場面はあると思います。そんな状況になってしまったデッキの解決策を提示できれば幸いです。

今回も記事の内容を画像一枚にまとめましたので、記事を全部読んでる時間がないよというせっかちな方はそちらで確認してください~

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《トーチ・ゴーレム》

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①《トーチ・ゴーレム》を相手フィールドに特殊召喚し、トーチ・トークンを2体特殊召喚。
②トーチ・トークン1体で《リンクリボー》をリンク召喚。(×2)
③《リンクリボー》2体で《アカシック・マジシャン》をリンク召喚。
④《アカシック・マジシャン》の効果で、《トーチ・ゴーレム》を手札に戻す。
⑤《トーチ・ゴーレム》を相手フィールドに特殊召喚し、トーチ・トークンを2体特殊召喚。
⑥トーチ・トークン2体で《セキュリティ・ドラゴン》をリンク召喚。
⑦《セキュリティ・ドラゴン》の効果で、《トーチ・ゴーレム》を手札に戻す。
⑧《トーチ・ゴーレム》を相手フィールドに特殊召喚し、トーチ・トークンを2体特殊召喚。

リンク黎明期に一気にその名を轟かせ、数多のデュエリストを血の海に沈めた悪魔。1体からランク6ぶんのモンスターを展開することができます。制限カードですが《ダーク・オカルティズム》からサーチすることができます。《ワン・フォー・ワン》や《緊急テレポート》から《サイキック・リフレクター》を特殊召喚し、《混沌魔龍カオス・ルーラー》をシンクロ召喚することでも不確定でサーチすることができます。通常召喚ができなくなるデメリットがありますが、《ダーク・オカルティズム》に対応しているうえにデメリットを共有出来る《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や、容易に縦列を揃えることができるために《鉄騎龍ティアマトン》を特殊召喚することができ、デッキによってはデメリットを無視してデュエルを進めていくことができます。

《アカシック・マジシャン》のもう一つの効果で、不確定ながらデッキからカードを加えることもできるので、1枚から生まれるアドバンテージとしては最高級といえます。しかしその一方で、《リンクリボー》2体・《アカシック・マジシャン》1体・《セキュリティ・ドラゴン》1体の計4体を消費することになるので、デッキの展開の一つとして採用するにはエクストラデッキの枠が厳しいです。無視できないデメリットなので、採用には慎重にならざるを得ないカードです。

《スクラップ・リサイクラー》

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①《スクラップ・リサイクラー》を通常召喚。
②《スクラップ・リサイクラー》の効果で、デッキから《幻獣機オライオン》を墓地に送る。
③《幻獣機オライオン》の効果で、幻獣機トークンを特殊召喚。
④《スクラップ・リサイクラー》と《幻獣機オライオン》の2体で《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚。
⑤《スクラップ・ワイバーン》の効果で、墓地の《スクラップ・リサイクラー》を特殊召喚し、そのまま破壊する。
⑥《スクラップ・ワイバーン》の効果で、デッキから《スクラップ・ゴーレム》を特殊召喚。
⑦《スクラップ・ゴーレム》の効果で、墓地の《スクラップ・リサイクラー》を特殊召喚。
⑧《スクラップ・リサイクラー》の効果で、デッキから《水晶機巧ーローズニクス》を墓地に送る。
⑨《水晶機巧ーローズニクス》の効果で、水晶機巧トークンを特殊召喚。

【スクラップ】の展開力を利用してリンク5ぶんの素材を揃えるギミックです。デッキ・エクストラデッキ枠を取らないこともさることながら、《空牙団の大義 フォルゴ》や《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》といった難しい召喚条件を持つリンクモンスターを特殊召喚することもできます。デメリットが付きますが、《緊急ダイヤ》から動かしていくこともできるので安定性もあります。召喚権も使わずに済むので、比較的デッキに組み込みやすいギミックです。

《魔界発現世行きデスガイド》

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①《魔界発現世行きデスガイド》を通常召喚。
②《魔界発現世行きデスガイド》の効果で、デッキから《クリッター》を特殊召喚。
③《魔界発現世行きデスガイド》と《クリッター》の2体で《彼岸の黒天使ケルビーニ》をリンク召喚。
④《クリッター》の効果で、デッキから《神樹のパラディオン》を手札に加える。
⑤《彼岸の黒天使ケルビーニ》の効果で、デッキから《シーアーカイバー》を墓地に送る。
⑥《神樹のパラディオン》を手札から特殊召喚。
⑦《シーアーカイバー》を墓地から特殊召喚。

リンク4ぶんのモンスターを場に揃えることができます。デッキ・エクストラデッキの枠をあまり取らないだけでなく、採用するカードはどれも単体で活躍できる性能を持っているため、手札に来てどうしようもなくなってしまうということがありません。レベル3が2体並ぶので、ランク3のモンスターをエクシーズ召喚することもできます。その場合《シーアーカイバー》は除外されなくなるので、エクストラデッキに余裕があるのであればランク3のモンスターを採用しておくことをおすすめします。《クリッター》でサーチするモンスターは召喚ルールで手札から特殊召喚できるものであれば他のモンスターで代用することが可能です。《リンク・インフライヤー》にすることで、後述する《スプラッシュ・メイジ》に繋げることができます(展開の詳細は《スプラッシュ・メイジ》を参照してください)。《神樹のパラディオン》のメリットは、《アークロード・パラディオン》や《双穹の騎士アストラム》をリンク召喚した際に破壊の身代わりとして利用出来る点です。種類はかなり多いので、デッキに合わせて採用してみてください(召喚ルールで手札から特殊召喚できるモンスター一覧はこちら)。

《レスキューキャット》

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①《レスキューキャット》を通常召喚。
②《レスキューキャット》の効果で、デッキから《百獣のパラディオン》を2体特殊召喚。
③《百獣のパラディオン》1体で《マギアス・パラディオン》をリンク召喚。(×2)
④《マギアス・パラディオン》の効果で、デッキから《星辰のパラディオン》を手札に加える。
⑤《マギアス・パラディオン》2体で《ヴェルスパーダ・パラディオン》をリンク召喚。
⑥《星辰のパラディオン》を手札から特殊召喚。
⑦《星辰のパラディオン》の効果で、墓地から《百獣のパラディオン》を手札に加える。
⑧《星辰のパラディオン》1体で《守護竜ピスティ》をリンク召喚。
⑨《ヴェルスパーダ・パラディオン》の効果で、《守護竜ピスティ》の位置を左隣に移動する。
⑩《守護竜ピスティ》の効果で、墓地から《星辰のパラディオン》を特殊召喚。
⑪《星辰のパラディオン》1体で《ストライカー・ドラゴン》をリンク召喚。※やらなくてもいいです
⑫《守護竜ピスティ》と《星辰のパラディオン》の2体で《ドラグニティナイトーロムルス》をリンク召喚。
⑬《ドラグニティナイトーロムルス》の効果で、デッキから《ドラグニティの神槍》を手札に加える。
⑭《ドラグニティの神槍》を装備し、デッキから《ドラグニティーファランクス》を装備。
⑮《ドラグニティーファランクス》の効果で、自身を魔法罠ゾーンから特殊召喚。

最終的に《ヴェルスパーダ・パラディオン》と《ドラグニティナイトーロムルス》と《ドラグニティーファランクス》が残るので、リンク5ぶんのモンスターを用意することができます。さらに、手札に自身の特殊召喚効果を使用していない《百獣のパラディオン》が残っているので、リンク先を確保して特殊召喚すればリンク6ぶんのモンスターが用意できたことになります。《ドラグニティーファランクス》はチューナーモンスターなので、《水晶機巧ーハリファイバー》をリンク召喚することができ、《ジェット・シンクロン》や《幻獣機オライオン》をリクルートすることで、実質リンク7ぶんの展開が可能になります(《ジェット・シンクロン》の蘇生効果のコストは⑪でサーチした《リボルブート・セクター》でまかなうことができます)。

《トーチ・ゴーレム》を超える素材数を稼ぎ出すことができますが、デッキ枠をかなり取ってしまい、サブオプションとしては採用しにくいギミックです。基本的には【パラディオン】→【守護竜】→【ドラグニティ】の流れなので、部分部分で採用できるところはあります。是非自分のデッキに合わせてアレンジしてみてください。

《宣告者の神巫》

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①《宣告者の神巫》を通常召喚。
②《宣告者の神巫》の効果でデッキから《トリアス・ヒエラルキア》を墓地に送る。
③《宣告者の神巫》をリリースし、墓地から《トリアス・ヒエラルキア》を特殊召喚。
④リリースされた《宣告者の神巫》の効果で、デッキから《ワルキューレ・セクスト》を特殊召喚。
⑤《ワルキューレ・セクスト》の効果でデッキから《ワルキューレ・フュンフト》を特殊召喚。
⑥《ワルキューレ・フュンフト》の効果でデッキから《リミッター・ブレイク》を墓地に送る。
⑦《リミッター・ブレイク》の効果でデッキから《スピード・ウォリアー》を特殊召喚。

《宣告者の神巫》→《トリアス・ヒエラルキア》→《ワルキューレ・セクスト》でモンスターを横に展開していくギミックです。「ワルキューレ」モンスターは一度特殊召喚すると連鎖的に展開していくことができるので、《宣告者の神巫》とは非常に相性が良いです。《ワルキューレ・セクスト》から特殊召喚するモンスターを《ワルキューレ・ドリット》にすることで以下のような展開も可能です。

⑤《ワルキューレ・セクスト》の効果で、デッキから《ワルキューレ・ドリット》を特殊召喚。
⑥《ワルキューレ・ドリット》の効果で、デッキから《ワルキューレ・シグルーン》を手札に加える。
⑦《ワルキューレ・セクスト》と《ワルキューレ・ドリット》の2体で《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚。
⑧《ユニオン・キャリアー》の効果で、《イーバ》を装備する。
⑨装備されている《イーバ》を墓地に送り、《ワルキューレ・シグルーン》を特殊召喚。
⑩《ワルキューレ・シグルーン》の効果で、墓地から《ワルキューレ・セクスト》を特殊召喚。
⑪《イーバ》の効果で、墓地の《ワルキューレ・ドリット》を除外してデッキから《異次元の精霊》を手札に加える。
⑫《ユニオン・キャリアー》を除外し、《異次元の精霊》を特殊召喚。

《タツノオトシオヤ》

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トークンを3体特殊召喚し、後述する《水晶機巧ーハリファイバー》→《幻獣機オライオン》へと繋げていくことで、リンク6ぶんのモンスターを展開することができます。このカード自体は初動ではありませんが、《邪竜星ーガイザー》をシンクロ召喚できれば、このカードを場に出すことができます(シンクロレベル7を手札1枚で出せるカードはこちら)。

《水晶機巧ーハリファイバー》

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①《水晶機巧ーハリファイバー》をリンク召喚。
②《水晶機巧ーハリファイバー》の効果で、デッキから《幻獣機オライオン》を特殊召喚。

《幻獣機オライオン》は墓地に送られた場合に幻獣機トークンを特殊召喚できるため、実質ランク4ぶんのモンスターを用意できます。一度ランク3を経由しなければならないため、3体以上を必要とするリンクモンスターを特殊召喚することはできません。リンク召喚も容易でデッキ枠も取らないので出したいリンクモンスターを《水晶機巧ーハリファイバー》で出せるのであれば優先して採用したいです。

★《水晶機巧ーハリファイバー》を手札1枚でリンク召喚できるカード
・《ドラコネット》
・《深海のディーヴァ》
・《ブンボーグ003》
・《ジェネクス・ウンディーネ》
・《魔界発現世行きデスガイド》
・《レスキューラビット》
・《レスキューキャット》
・《緊急ダイヤ》
・《御影志士》
など

《聖騎士の追想 イゾルデ》

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①《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚。
②《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果で、デッキから戦士族モンスターを手札に加える。
③《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果で、デッキから装備カードを2枚墓地に送りデッキから《ヒーロー・キッズ》を特殊召喚。
④《ヒーロー・キッズ》の効果で、デッキから《ヒーロー・キッズ》を2体特殊召喚。

リンク5ぶんのリンク素材を確保することができます。4体のモンスターが並ぶので、厳しいリンク召喚条件を持つモンスターも特殊召喚できます。戦士族を多く採用するデッキではリンク召喚は容易ですが、装備魔法2枚と《ヒーロー・キッズ》3体の計5体がデッキに残っている必要があるという条件が付いてきます。装備魔法はともかく、《ヒーロー・キッズ》を手札に引いてしまうと処理することが難しいです。1枚引いてしまってもリンク4ぶんの素材を確保することはできますが、それであれば《焔聖騎士ーリナルド》→《『焔聖剣ーデュランダル』》→《キリビ・レディ》の方が必要枚数も少なく済みますし、手札に来ても自身の特殊召喚効果によって展開していくことができます。リンク5も他のカードやギミックで出せるので、このギミックを採用するのであれば、他のギミックにはないメリットを活かしていきたいところです。

★《聖騎士の追想 イゾルデ》を手札1枚でリンク召喚できるカード
・《昇華騎士ーエクスパラディン》
・《V・HERO ヴァイオン》
・《ネオスペース・コネクター》
・《終末の騎士》
など

《スプラッシュ・メイジ》

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①《スプラッシュ・メイジ》をリンク召喚。
②《スプラッシュ・メイジ》の効果で、墓地からサイバース族モンスターを特殊召喚。
③《スプラッシュ・メイジ》とサイバース族モンスターの2体で《トランスコード・トーカー》をリンク召喚。
④《トランスコード・トーカー》の効果で、墓地から《スプラッシュ・メイジ》を特殊召喚。

サイバース族しか特殊召喚できなくなる制約がつきますが、デッキ・エクストラデッキの枠をほとんど取らずに高リンクモンスターへと繋げていくことができます。リンク5ぶんのリンク素材を用意できますが、場には2体しか残らないので、3体以上を素材とするモンスターはリンク召喚できません。しかし、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》や《アクセスコード・トーカー》といった強力なモンスターを少ない手数と枚数で特殊召喚できる点は他のカードよりも秀でていると言えます。特に《アクセスコード・トーカー》は展開の途中で《転生炎獣ベイルリンクス》や《転生炎獣アルミラージ》を絡ませることで、墓地に炎・水・地属性のリンクモンスターを墓地に送ることができるので、手札一枚から5300の3除去(チェーン不可)が出せることになります。様々なカードから《スプラッシュ・メイジ》にアクセスできるので、サイバース族を利用するデッキを作る際に思い出したい動きです。

★《スプラッシュ・メイジ》を手札一枚からリンク召喚できるモンスター
・《クロック・ワイバーン》
・《サイバース・ガジェット》
・《転生炎獣Jジャガー》
・《転生炎獣ガゼル》
・《Live☆Twin キスキル》
・《Live☆Twin リィラ》
・《ドット・スケーパー》
・《クリッター》(《転生炎獣アルミラージ》→《リンク・インフライヤー》)

おわりに

いかがだったでしょうか?

リンク4以上のモンスターはいずれもデュエルの勝敗に大きく関わってくるモンスターです。デッキの選択肢の一つとしてあって損はないので、デッキの火力が足りないと感じた方は、是非高リンクモンスターを特殊召喚するルートを作ってみてください。

この記事が貴方のデッキ構築の一助になれば幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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