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2024年5月 当社で働くKさんの話

当社で働くKさんも、よろず相談会に参加し、喜びの報告を文書にしてくれたので、今回のコラムはKさんの報告を紹介させて頂きます。

【以下、Kさんより】
2024年の4月1日から相続登記が義務化されることになり、実家の母から『うちってまだ名義がお父さんのままなのよ~お母さんよく分からないからアンタやっておいて』と言われたのが事の発端でした。
父は9年前に亡くなり、実家には母が1人で住んでいます。私は一人っ子なので名義は母か私に変更する事になるのだろうな…とぼんやり思いましたが、はてさて「何から始めたらいいのか」「お金はかかるのか」「母と私、どちらの名義にすれば良いのか」何もかも分からない事だらけで始める前から途方に暮れてしまったのでした。

そんな折、会社で“よろず相談会”を行うことになり、ぜひ自分も相談にのってもらいたい!と所長に頼んで参加させて頂きました。
【先生へお伝えしたこと】
時間や手間が掛かってもなんとか自力でやりたい旨をお伝えし、事前準備のやり方や必要書類の集め方、母の名義にするメリットデメリット、私名義にするメリットデメリットなど知りたかった事を全て教えて頂けました。役所での書類請求の際のちょっとしたコツなども教えて頂けて大変有意義な時間となりました。

【初めての法務局】
さてさて相談会で伺った通り書類を集め、いざ法務局へ!(人生初)法務局にも“登記手続き案内”という簡易的な無料相談のようなものがあるのですが、あくまで簡易的なもので、申請書や遺産分割のための協議書などは自力作成しないといけません。書類の不備などで完了までに5~6回通う人もいるそう。「これだけ初回からキッチリ書類揃ってたら立派なもんだ」と相談員さんに褒められ(?)、すっかりいい気分になりましたが、ちょっとしたミスがあり私ももう一度行くことになりました。

その後、不備のあった書類を再取得して再び法務局を訪れ、無事名義変更完了となりました。掛かった料金は、役所で必要書類を発行してもらった4000円程度+登録免許税(建物の評価額によって異なる)という実費のみ。

これを業者や司法書士さんに全てお願いすると、実費プラス5~10万円くらいかかるようなので、私にとっては物凄く大助かりでした。
私は車も運転できますし、パソコンも問題なく使えるため、何度も役所や法務局へ行くことも必要書類をパソコンで作ることも負担ではなかったからですが、そういったことがご負担な方は一切合切やってもらう…というのも一案だと思います。自分にとって何を優先させたいかですね!(私は手間がかかっても、とにかく費用をかけずにやりたかったので…)

今回相続登記をやってみて、いい大人になるまで全然知らなかった相続の事、手続きの流れや実家の価値などが分かり、大変だったけど良い機会だったなと思いました。(Kさんの報告は以上です。)

よろず相談は随時受付していますので、心配事や相談事など、いつでもご連絡下さい。一人で抱えず、まずは山口がお話を聞かせていただき、専門の先生へお繋ぎします。

E-mail yama@nhc-b.jp

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