この一言に救われて、今のぼくがあります。

出っ歯の電波通信 vol.156

こんばんは。
山口です。
今回はnoteのイベントに沿ったテーマについて
書いていこうと思います。

#やさしさを感じた言葉

上記イベントが開催されており、
おもしろそうであると興味をもち、
記事を書き始めてみることにしました。

やさしさを感じた瞬間は
数え切れないほどあります。

その中でも、言葉によって
やさしさを感じた瞬間を
ぼくのまだまだ少ない人生の中で
思い返してみました。

その1.いってきなさい

この言葉は親からいただいた
言葉になります。

ぼくが大学3年生に進級するちょっと前の
2年生の春休みの頃の話です。

ぼくは大学3年生の1年間を
どうやって過ごそうか頭を抱えておりました。
2年生の終了時には卒業に必要な単位は
あとわずかとなっており、
3年生の授業でどうしても学びたいと
興味を惹かれるような授業を見つけられず、
もやもやしているところに突如飛び込んできた
『イギリスでの5か月間ホームステイ』による
留学プログラムの発足。

ぼくらの代から初めて行われる
3年生限定の留学プログラムということで
この留学プログラムの過程を全て完了すれば、
晴れて1期生と学校に名を残せると同時に
イギリスで履修した科目も単位に加算されるという
何ともステキなプログラム。

ただし、『英語』という
ぼくの人生の中でワースト1位に輝くほど
苦手な科目を生活の基盤におく国で
果たしてぼくは生き残ることができるのだろうか。

というネガティブな発想は、
当時のぼくにはありませんでした。
恐らく不安よりも留学への期待が
上回ったのだと思います。

加えるのであれば、大学生活で培われた
変な自信が一番大きいかと思います。
なんとかなるだろ』と。

ただし、留学をするにもお金がかかります。
当時のぼくは大学の学費を
親に払っていただいておりました

決して安くはない私立大学の学費に加えて、
留学のお金も払うことになります。

もちろん、ぼく自身もバイト等で
お金を作ることは決めておりました。

恐る恐る、両親の前で
留学プログラムに参加したい想いを
打ち明けると両親から、



『行ってきなさい』


と。

いろんな経験をして、
今しか学べないことを
たくさん学んできなさいと
背中を押していただきました。

両親の愛情とやさしさを
いっぱいに含んだ一言で、
とても印象的で今でも鮮明に
覚えております。

その2.できるんだから、はやくやれよ

言葉だけを聞くと、
全然やさしさを感じられませんね。

この言葉はぼくが仕事で
言っていただいた一言になります。

この言葉を言ってくださった方は
ぼくが社会人1年目の頃から
とてもお世話になっている仕事仲間の方です。

その方とお会いしてもう6年以上経ちます。
この6年間の間でいろんなことを
この方に相談し、悩みを聞いてもらい、
励ましていただきました。

ぼく以上に、ぼくの可能性を見て、
信じてくれている方だと思います。

そんな方から、
ぼくが仕事の結果を出さずに
くすぶっているときに
笑いながらスッと言ってくれた一言です。



『できるんだから、はやくやれよ』


と。


この一言を聞いたときに
何とも言えないエネルギー感が
漲ってくるのを体の内側で感じました。

ぼくの可能性をぼく以上に
信じてくれている方がいること、
その方はずっと我慢して、ガマンしてガマンして、
ぼくが結果を作ることをずっと見守り続けていること。

そんな思い出が走馬灯のように
ビューーっと流れていき、
よっしゃ!がんばろう!
と、体の内側が熱くなるものを感じました。

常日ごろは
全体が成長していくことだけを見て、
厳しいメッセージを発しておりますが、
その厳しいメッセージも目の前の相手なら
ちゃんと逃げずに受け止めてくれると信じているから、
あえて厳しいメッセージを発しているのだと。

愛情のある厳しいメッセージなのだ
と気付くのにとても時間がかかりました。

そんな尊敬する仕事仲間からの
一言にとてもやさしさを感じました。

その3.またね

このありふれた一言をもらったのは
ぼくが親の仕事の都合で
引っ越しをするときに友達から
最後にもらった一言です。

明日もまた遊ぼうね。
のようなノリで、


『またね』


と。

引っ越しをしてからは、
前に住んでいた場所に
遊びに行くなんてことは、
ほとんどありませんでした。

一度だけ、福島から青森に引っ越した後に、
青森から祖父母の家がある群馬に向かう途中に
福島に寄り道をして久しぶりの再会を
果たしたことはありましたが、
後にも先にもその一度だけでした。

それでも、引っ越す間際に
『またね』と言ってもらえることで
どれだけぼくが救われたことか。

ぼくがこの地で作った友達は
やっぱみんないい人だったと
友達にも自分にも嬉しくなりました。

そして、悲しまないように
明るく、次が会うことを約束した
友達の一言にとてもやさしさを感じました。

終わりに

今回は、noteのイベントに参加する形で
記事を書きましたが、
みなさんにはどんな言葉がありますでしょうか。

それぞれ、その言葉にまつわる
エピソードがあり、
思い入れがあり、
全部ステキな一言であることに
間違いはないと思います。

ぼくの場合は思い返してみると、
普段でもよく聞くフレーズではありますが、
時と場合によってはその一言の重みも
だいぶ変わって伝わってきたなと
改めて思いました。

ぼくも自分の何気ない一言が
相手の心に響くような
きっかけを与える一言を
伝えられるように、
1日1日を一生懸命に
過ごしていきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。

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