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高校サッカー選手権決勝

正月の風物詩である高校サッカー選手権決勝が、国立競技場で行われ、歴代最多の入場者数(58,347人)を記録した。

対戦は、前橋育英対流経大柏と名門対決で、延長戦でも決着がつかず、最後はPK戦へ。PK戦も、通常5人で終わるところが、お互いに譲らず、最後は、流経大柏が失敗した後に、前橋育英で同点ゴールを決めた柴野がPKを決めて、前橋育英が優勝となった。

歴代最多の入場者数となっただけあって、試合はかなり面白く、かなりの接戦だった。川淵さんが、Xでポストしているように、両校優勝でも良いのではないかと思えるくらい、いい試合だった。

長崎出身の私は、帝京対島原商業の決勝戦を朧げながら記憶しており、この時は延長を終えて、両校優勝だった。両校優勝制は、第78回大会まで行われていたが、それ以降はない。

廃止に至る経緯などは不明だが、高校生の部活動で延長まで戦い、最後にPKで決まってしまうのは少し切ないし、残酷である(テレビ中継もされている)。もちろん、延長引き分け狙いのチームも出てくるかもしれないが、彼らはプロではない。ネットでも声が上がっているように、川淵さんがポストしたように両校優勝でも良かった内容だと思う。

ちなみに、個人的には東福岡に敗れた静岡学園のサッカーがかなり印象に残った。安易にパスを出すのではなく、ドリブルでおびき寄せてパスで崩していく様は、ペップバルサのようだった。

いまは監督が変わっているが、井田元監督が積み上げた静学スタイルがモダンになっているなーと言う印象だった。


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