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マンチェスターシティの補強プラン

マンチェスターシティの冬の補強が強烈だ。いま、報道されているところだと、エチェベリ、マルムシュ、フサノフ、レイス、カンビアーソで5人となり、あと1人は中盤の獲得を目指しているようだ。前記の5人は、マンチェスターシティへの移籍が濃厚と伝えられている。

エチェベリは、リーベルプレートの選手で、現在19歳のMFだ。アルゼンチン代表にも名を連ね、ドリブルやシュートに特徴を持つ選手である。transfer marktによると、市場価値は18Mユーロになる。

マルムシュは、フランクフルトの選手で、現在25歳のFWだ。エジプト•プレミアリーグで早くから頭角を表し、ヴォルフスブルクは移籍、その後はザンクトパウリやシュツットガルトへローンになり、2023年からフランクフルトへ完全移籍した。移籍後は、67試合36ゴールの実績を挙げている。U20年代からエジプト代表に名を連ねる。transfer marktによると、市場価値は60Mユーロになる。

フサノフは、ランスの選手で、現在20歳のDF(CB)だ。U17世代からウズベキスタン代表に名を連ね、ベラルーシ•プレミアリーグのBGUミンスクでプロデビュー、2023年にランスへ移籍している。transfer marktによると、市場価値は12Mユーロになる。

レイスは、パルメイラスの選手で、現在19歳のDF(CB)だ。こちらも、U16年代からブラジル代表に名を連ねる逸材だ。transfer marktによると、市場価値は14Mユーロになる。

カンビアーソは、ユベントスの選手で、現在24歳のDF(SB)/MF(WB)だ。ジェノアユース出身で、2022年にユベントスへ移籍している。U21からイタリア代表に名を連ねる。transfer marktによると、市場価値は40Mユーロになる。

5人平均年齢は21.4歳、総市場価値は144Mユーロ(約233億円)の補強である。現在マンチェスターシティの平均年齢が27.3歳であり、全選手が代表経験があることから、今シーズンを乗り切るためと言うより、世代交代に向けた補強と見て間違いないだろう。

ネット記事などによると、補強プランとして、予算475億円で6人となっているようなので、もう1人はそこそこ大物もあり得るのかも。

ちなみに、グアルディオラがマンチェスターシティに来た時、当時のスカッドは30歳前後の選手がほとんどだったため、ストーンズ、サネ、ギュンドアン、ジェズス、ジンチェンコと平均21歳の補強をして、皆主力に定着した経緯がある。

グアルディオラやマンチェスターシティのプランとしては、夏の補強プランをこのタイミング行ってるのかもなーと思える大型補強である。


スカッドの高齢化が進んでいると言われるが、30歳を超える選手は、主力で言うとストーンズ、コバチッチ、ベルナウドシウバ、エデルソン、デブライネ、ギュンドアン、ウォーカーの6名で、エデルソンはGKなので、フィールドプレイヤーで言うと5名だ。今の補強プランでは、中盤で気の利く選手がいないが、ここをこの冬で補強するのか、夏に持ち越すのかが見どころかな。

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