
圧倒的なホーム開幕戦(川崎F対名古屋)
J1リーグが開幕した。
長谷部新監督就任後、2試合目の公式戦となる川崎フロンターレ。初戦となったACLE浦項戦は、アウェイでボール保持をスタイルもする相手に、見事なゾーンディフェンスを披露し、4-0で勝利している。
リーグ開幕戦となる今節は、ホームに名古屋グランパスを迎える。堅守速攻をチームカラーとする名古屋グランパスを相手に、ホームでどんな戦いを繰り広げたかを振り返りたい。
【マッチアップ】


川崎フロンターレ:14231/名古屋グランパス:13421のマッチアップ。川崎フロンターレは、SBが空き、名古屋グランパスはCB2枚が空く。川崎フロンターレは両SBのオーバーラップ、名古屋グランパスはCBからのロング、ショートを織り交ぜたボール供給がキーになりそうだ。
【0-15分】
川崎は、名古屋の高い位置からの守備に対して、トップの山田への自陣からのロングボールでビルドアップを試みる。マッチアップの三國が厳しいチェックで、ボールがなかなか収まらないが、ボールが収まると脇坂と両SHが連動しながら、相手陣内でビルドアップしていく。名古屋も同じく、ロングボールでのビルドアップを試みる。狙いは永井だ。ただ、こちらも丸山と高井が跳ね返していく。セカンドボールの応酬は、名古屋のチェックが激しい。守備は、お互い高い位置から入るが、川崎はゾーンディフェンス、名古屋はマンツーマン気味に人を掴まえにくる。
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