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BOOKOFFでゴミ人間を買う

最近仕事が忙し過ぎるせいか、今日は朝から気持ち落ち着かないので、何となくBOOKOFFへ行ってみた。

昔から、手持ち無沙汰になると、何となく本屋さんに行くのが好きだった。棚に並んでいる本や平積みされている本から世の中のトレンドを感じたり、思いもよらない刺激を受けることがあるからだ。

さらに、BOOKOFFなどの古本屋などになると、昔の本なども並んでいるので、懐かしい本や読みたかった本など、更なる発見があって楽しい。

そんなこんなで、今日は西野亮廣著:ゴミ人間を見つけた。

西野亮廣さんを特別意識した事はないが、映画えんとつ町のプペルは、Amazonプライムで視聴して、良い作品だなと思っていた。パラパラと立ち読みすると、映画えんとつ町のプペル公開直前に書かれたエッセイであることと、絵本作家を志して、映画公開に至るまでのあれやこれやが描かれていて、即買いした。

最近は電子書籍で購入することが多いのだが、今日は何となく紙の書籍が気分的にしっくり来たのと、BOOKOFFが20%OFFセール期間中と言うセコイ理由も相まって、購入を決めた。

本は、家に帰って1時間もかからずに読み終えた。途中、3回くらい涙が出た。絵本作家を志した背景ともがき続けた日々、そして、えんとつ町のプペルに対する想いと戦略が描かれていて、かなり面白かった。

この本は、映画のプロモーションの一環だと思うが、正にこの発刊のタイミングでこそ意味があるものだったと思う。きっと、西野亮廣さんは映画公開を経て、ベーシックなところはそのままに、やりたいことや挑戦は更に先に進んでいる。

やりたいこと、挑戦したいことをやり切るには、泥にまみれても、やれる努力は全てやる覚悟を持てと、この本は問うている。

そんな訳で、自分の仕事の忙しさによる心のざわざわも、この本によって背中を押され、すっかり落ち着き、前を向いて行こうと思えるようになった。

やっぱり、リアル本屋には、そこでしか出会えないものがある。

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