ザ・ハイロウズ
ブルーハーツが解散して間もなく、ヒロトとマーシーがハイロウズを立ち上げた。
そして、ファーストシングルがミサイルマン。
ブルーハーツのそれとは違い、技術力の幅と深さを感じる曲だった。決して、ブルーハーツが技術がないと言う訳でない。ブルーハーツは、世に出た時から、パンクバンドだった。そして、ハイロウズは確かな技術でハードロックへのリスペクトを見せるロックバンドだった。
ちなみに、ファーストアルバムの1曲目が「グッドバイ」と言うところに、ロックバンドとしてのユーモアとシニカルさを感じる。
ファーストアルバムには、この他にツイストや日曜日よりの使者など、名曲がズラリと並び、個人的にはハイロウズで1番好きなアルバムである。
そして、ファーストアルバム発売直後の1995年10月31日に、母校である福岡大学の学祭前夜祭にハイロウズがその姿を現し、無料でそのパフォーマンスを見れたことは、人生の宝のひとつである。