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マンピーのGスポット

今日Spotifyを聴いていると、久しぶりにマンピーのGスポット(サザンオールスターズ)が流れてきた。

最近行かなくなったが、私はカラオケで必ず唄う(盛りあがる)し、サザンのライブ映像もある程度鑑賞しているので、聴き慣れてる曲なのだが、オリジナル音源を聴くのは、本当に久しぶりだった。

そして、久しぶりに聴いたこの曲は、かなり刺激的だった。

サウンドは、ツェッペリンを彷彿とさせるリフとドラムからはじまり、ドアーズのようなシンセが絡んでくる。60-70年代のロックへのオマージュが、そこはかとなく散りばめられる。

歌詞は、マンピーのGスポットと言う言葉がセンセーショナルだが、大正、昭和初期の文豪へのオマージュが感じられる哲学的な言い回し(芥川龍之介も歌詞に出てくる)とメロディへのノリがハンパない。

タイトルの放送コードが話題になった曲だけど、この曲は相当に練られていて、そんな職人技をお首にも出さずに、老若男女に愛される曲に仕上げてしまうところに桑田佳祐氏のこだわりと凄さを感じられるずにいられない。

ここのところ桑田佳祐氏は、日本歌謡曲へのオマージュが増えているが、そろそろかっ飛んだロックを聴かせて欲しい。

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