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川崎Fと京都の特徴を数字で読み解く
ミッドウィークを挟んで、J1リーグは早くも第4節を迎える。川崎Fと京都の特徴を数字で読み解いていきたい。
川崎フロンターレ(市場価値:15.28m€)
-2勝1分(勝点7/J1:2位)
-7得点2失点(得失点差:5)
-得点パターンTOP3:クロス5/セットプレー2
-失点パターンWORST3:クロス1/30m以上のパス1
-その他リーグ上位スタッツTOP3:ペナルティエリア進入•ゴール(1位)/退場•クロス(3位)
-1.0m€以上の選手数:4
-最高市場価値選手:エリソン(2.2m€)
-平均年齢:26.4歳
京都サンガ(市場価値:14.15m€)
-2分1敗(勝点2/J1:17位)
-2得点4失点(得失点差:-2)
-得点パターンTOP3:クロス1/スルーパス1
-失点パターンWORST3:セットプレー1/30m未満のパス2/その他1
-その他リーグ上位スタッツTOP3:間接FK(1位)/枠内シュート•退場(3位)
-1.0m€以上の選手数:4
-最高市場価値選手:ラファエルエリアス(2.0m€)
-平均年齢:26.1歳
京都は間接FKがリーグ上位のスタッツであることから、オフサイドを取ることが多いと考えられ、最終ラインが高めの設定であることがわかる。また、枠内シュートがリーグ上位にも関わらず、得点が2得点のみと言うのは、決定力に課題がありそうだ。チーム最高市場価値のラファエルが、ここまで3試合(228分/360分)1G/1Aであるが、彼のコンディションが上がってくるとチームの決定力も上がってくるのだろう。
一方の川崎は、長谷部新監督の元、順調なスタートを切っている。ゾーンディフェンスが形になっており、昨シーズンまでとは打って変わって、堅守のチームになりつつある。また、攻撃も圧倒的にボールを握るスタイルから、時間帯や相手の状況に応じて、ロングパスやカウンターなども織り交ぜるスタイルへの変貌を遂げつつある。チーム最高市場価値のエリソンは、ここまで3試合(37/360分)1Gである。
お互いの得失点パターンを踏まえると、川崎はセットプレーからの得点、京都はクロスからの得点が可能性が高そうである。
ロースコアの拮抗したゲームになりそうだ。