ハーランドの最終形
日本時間で本日4:00キックオフだったマンチェスターシティ対アーセナルを、ハイライトで観た。
今シーズンのプレミアリーグの優勝を決めると言ってもいいほどの天王山は、マンチェスターシティが4-1でアーセナルを撃破した。
これで、マンチェスターシティは2試合少ないながらも勝点73となり、首位アーセナルと勝点2差となった。残りゲーム数と今のマンチェスターシティの調子を考えると、かなり優勝に近づいていると見て良いだろう。
そして、この試合で2A1Gと4得点中3得点に絡み大暴れしていたのが、ハーランドである。
マンチェスターシティのサッカーに馴染んだと言うのか、マンチェスターシティがハーランドを活かすサッカーをやっていると言うのかで言うと、おそらく後者であろう。少なくとも、このアーセナル戦ではそう見ている。
マンチェスターシティの1点目、3点目のシーンは、ほとんどハーランドとデ・ブライネで崩している。
このゲーム、とにかくハーランドのポストプレーが目についた。(ハイライトを見る限り)
どちらかと言えば、ポゼッションを高めて、相手を押し込んで戦うことを志向するグアルディオラ監督だが、それに加えてハーランドという武器をこのように使えると鬼に金棒である。
ハーランドは、とにかく足が長いのでちょっと無理気味のボールも収められるし、触れる。そして、そこに、デ・ブライネが絡んでくるのである。おそるべし。
そして、何よりも恐るべしは、4点目を取るハーランドである。なんと、後ろに結んでいる髪をほどいて金髪のロングヘアーをなびかせながら、ゴールを奪ったのである。
プレーもルックスも、ハーランド最終形を観た、そんな一戦だった。