効率の良い資料作成
こんにちは。
今回は、提案資料を作成についての記事です。
クライアントに提案を行うとき、ほとんどの場合、資料を作成してそれをもとにプレゼンを行うと思います。より良い資料を作ろうと必死に取り組む方も多いでしょう。
しかし、資料作成をする際に大切なのは「うまく作ること」ではないんです。
最も大切なのは、「いかに効率よく作るか」なんです。
なぜならば、資料作成の時間に売上は発生しないからです。
売上を上げるには、もちろん資料作成が必要です。
しかし売上が発生しない以上は、時間はできるだけ短い方がいいですよね?
というわけで、より効率的に提案資料を作成するためのフレームワークをお伝えします。
資料の構成
今回解説するフレームワークはおもにクライアント提案用のものになります。資料の構成は上記のように行います。
・AGENDA(目次)
今から何について話すのかをはじめに伝えます。
目次をつけることでクライアントが、説明中に違うページを見ているといった、いわば迷子になってしまうということを防ぐことができます。
・結論
クライアントにとって、どのようなメリットがあるのかを伝えておくことで、その後の提案に興味をもってもらうことができます。
・課題の定義
自分たちが考えるクライアントの課題を伝えます。
課題を定義しておくとその後の説明がスムーズに進められます。
・課題解決スケジュール
スケジュールを伝えることで、課題解決までの道筋をイメージしてもらいます。
・課題ごとの解決策提案
先に定義していた課題に対する解決策を提示することで説得力が増します。
・結論
再度、メリット・良くなる未来を伝えます。
・コスト、見積もり
最後に施策にかかるコストと見積もりを伝えて終了です。
そして、一つ頭に入れておかなければならないのは、営業先の担当者が決裁者ではない場合が多いということです。
つまり、自分が担当者にどれだけうまく伝えられるかというよりも、担当者がその提案をどれだけ上司にうまく伝えらえるかの方が重要なのです。
自分の説明しやすい資料ではなく、相手がほかの人へ説明しやすい資料を心がけた方が、良さそうですね。
下記が、企画設計の流れです。
このように、十分な準備ができたら効率良く提案資料を作成して、プレゼンを行うことがクライアントに納得してもらえる一番の近道でしょう。
まとめ
・資料は、いかにうまく作れるかよりも、いかに効率良く作れるか
・営業担当者が上司に説明しやすい構成が大事
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた次回の記事で!