マーケティングミックスモデリング(MMM)の実践手順: データ収集
今回は前回のフェーズで記載した中のデータ収集について深掘り紹介していきたいと思います。MMMの実践手順についての大きなフェーズについては以下で紹介しておりますので全体像を把握したい方はこちらもご確認ください。
1 内部データの収集
内部データの具体的な名称
内部データは主に企業自体が保有するデータであり、オンラインとオフラインのデータを以下のような視点で取りまとめます。
オンラインデータ
ウェブデータ: ウェブサイトやアプリのアクセスデータ、ユーザーの行動データ、コンバージョンデータなど。
オンライン広告費用データ: ウェブ広告キャンペーンや媒体ごとの広告費用やクリック数、表示回数などの情報。
ソーシャルメディアデータ: ソーシャルメディアプラットフォームでのフォロワー数、いいね数、シェア数など。
電子メールマーケティングデータ: メールキャンペーンの成果や開封率、クリック率など。
オンラインセールスデータ: インターネット上での製品やサービスの直接販売に関するデータ。
オフラインデータ
販売データ: 各製品やサービスの売上データ、販売地域ごとのデータなど。
TV CM費用データ: テレビ広告の費用や放送回数、視聴率など。
イベント参加データ: 展示会やセミナーなどのイベントへの参加者数や関連商品の売上データ。
口コミ・評判データ: 顧客からのフィードバックやレビュー、評価など。
POSデータ: ポイントオブセールでの取引データや商品別の売上データ。
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