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MMMでライバル企業の財務データの取得を自動化する方法その3(テキスト解説+ChatGPTによる質問解答も掲載)
前回までの内容に続き、今回はXBRLについて触れていきたいと思います。前回までで、コードを使ってデータを取得することはできましたので、今回はコーディングからは少し離れまして、XBRLのファイルの仕組みについて見ていきます。ここで一度コーディングを離れてファイルの仕組みを見ることによって、一見難解なXBRLとは?であったり、ファイルがどのような形でできているかの理解を深めていきます。なお、前回の解説は以下になりますのでまだ確認をしていない方はぜひチェックしてもらえると。
それでは始めていきます。
XBRLとは?
XBRLは”eXtensible Business Reporting Language”の略称になり、Business Reportingという名前が入っている通り、ビジネスレポートに特化した言語で、XMLをベースにしているものになります。
少しここで、東京証券取引所のHPに書かれているものを引用してみます。
質問
XBRLとは何ですか。
回答
XBRLとは、決算短信等の各種財務報告用の情報について、その作成・流通・利用の促進を可能とするために、XBRL Internationalによって国際的に標準化された電子開示に適したコンピュータ言語です。
XBRL文書は、勘定科目や項目名などの要素名、表示名、属性(金額、日付等)、各要素間の関係(様式、親子関係等)などについて定義した用語集であるタクソノミと、会計システム等のシステムから作成されたデータ(財務諸表数値など)に、タクソノミで定義された意味付け(タグ付け)をすることで、コンピュータが理解できるようにした報告書データの本体としてのインスタンス文書から構成されています。
今回のMMMにおける位置づけからすると、
・財務報告用の情報を扱うことを目的にしている
・国際的に標準化されている
という部分をまずは抑えておくことができれば定義の部分としては十分かと思います。
それぞれ見ていきましょう。
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