公共工事と民間工事とは??(民間工事編)
はじめに
体感も交えて書きますので、読んでいただいてる方と
認識とずれることがあるかと思いますがご容赦いただければと思います。
公共工事と民間工事の違いは??
まず公共工事と民間工事の違いを簡単に説明すると発注者の違います。
公共工事は国や地方自治体などが発注者となる工事をさし、
民間工事は民間企業や個人が発注者となる工事のことをいいます。
字面で見るとそこだけのように見えますが、工事を進めて行くにあたり、
大きく違いがあると感じます。
以降の記述は決して優劣を決める話ではないということをご認識ください。
民間工事
民間工事は企業、団体、個人が発注者となるため用途が様々です。
民間の中には公共性が高い鉄道会社やNEXCOなども含まれる場合もあるということも認識が必要かと思います。
一般的に言われる民間工事で言えば、商業ビルやマンション、住宅などが
イメージされるかと思います。
今回はそこを例に書いていきます。
まずは施工会社各社に見積もりや設計案の依頼があります。そこから金額やデザイン面などの要素から一社に絞られます。
付き合いがある場合や自社グループ内に施工会社があるなど場合はここは省略されるところかもしれません。
見積後当初設計として外観図、内部図面等が作成されます。
当初の請負金額からそこの予算面や使い勝手の部分を客先と調整しながら詳細な部分が決まっていきます。私有地内での作業が多いので他業者との兼ね合いがなければ施工業者内での工程で作業が進んでいきます。
大事な箇所等は写真に収め後で自社内や発注者にも確認できるようにします。
また定例会議が行われ発注者と受注者側で詳細な点の確認や工期の進捗状況を確認していきます。
時折発注者が現場内を確認したいということがあれば、作業に応じて確認を行います。
余談ですが、住宅や商業ビルですと予定工期末に合わせて開業日やテナント、入居者との契約が決まっているため工期がシビアな原因の一つではないかと思います。
そうして作業が完了となると、発注者や管理者などが来て現場内の確認を行い指摘事項あれば是正し完了とします。
外観や使用感などをより重要視するところではないかなと個人的には思っております。