ゲートバーを折らないで!
ゲートバー式駐車場というものがあります。ゲートバー式駐車場は、バー(棒)で入口と出口を封鎖しています。入口の発券機で駐車券を取れば入口のゲートバーが上昇し入庫できるようになり、出口で駐車券を投入し、料金の精算を済ませれば、出口のゲートバーが上昇し出庫できるようになるというものです。
その駐車場に設置されているゲートバーというものは、わざと折れやすくできています。何らかの拍子に人にぶつかったり、車に当たってりしても、ケガや傷ができにくい構造をしています。しかし、頭に当たれば痛いので、ゲートバーが下降している最中に真下を歩いて通過することはしないで下さい。
さて、このゲートバーですが、折れるとどういった問題が発生するのでしょう。
まず、折れたゲートバーを新品に交換するには少々時間がかかるという問題があります。管理人が駐車場に常駐していれば話は別ですが、警備員が交換するという駐車場が大多数です。しかし警備員は駐車場に常駐しているわけではなく、各営業所や待機所で待機しています。ですから、移動に時間を頂きますし、担当の警備員が他の駐車場で業務を行っている場合は、さらに時間を頂く形になります。ですので、ご自分がゲートバーを折ってしまった場合、もしくは折れたゲートバーを見つけた場合は、すぐに駐車場の緊急連絡先に連絡して頂くと幸いです。
次に、警備員が到着するまでの間に、料金を支払わずに出庫する車両がいるかもしれません。出口に遮るものがない為、普段は善良な人によこしまな考えを思い浮かばせてしまうかもしれません。駐車場の台数は機械で記録されていますので、料金を払わずに出庫した車がいるかどうかはすぐに分かります。料金未払いが発生すると、駐車場のオーナー様にとっては損害になります。利用した駐車場のゲートバーが折れていても、普段通りに料金を精算して出庫して頂きたいと思います。
そして、折れたゲートバーがそのまま地面に落ちている場合、躓いて転倒してしまったり、事故の原因になる可能性があります。断面は尖っている場合が多く、ケガのもとになりますので、ゲートバーを折ってしまった方は、他の利用客の邪魔にならないところに置いて頂くと幸いです。
ゲートバーが折れて困ることを3つご紹介しました。
①交換に少々時間がかかる
②売り上げの減少
③ケガや事故のもとになる
この3つの問題が発生する可能性がありますので、ゲートバー式駐車場をご利用の際はゲートバーを折らないよう気を付けて頂きたいと思います。
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