機械警備誤報シリーズ~マグネットセンサー~
機械警備誤報シリーズ第1弾はマグネットセンサーです。マグネットセンサーはほかの記事で触れていますが、マグネットセンサーの仕組みは単純なものです。簡単にいうと、マグネットセンサーはマグネットとスイッチの2つ1組で構成されており、マグネットとスイッチが離れれば警報が発生するというものです。では、どのような誤報が発生するのか、紹介していきます。
〇警備を解除せずに扉、窓を開ける
マグネットセンサーの誤報の中でも一番多いのが、警備を解除せずに扉、窓を開けるというものです。同じ誤報でも主に2パターンに分けられます。
一つは、入室時に警備を解除せずに扉を開け、入室し室内にいながらも警報が出ていることに気づいていないというものです。警備を解除する機械が建物の外にある場合と内にある場合とがありますが、どちらとも解除をしなけれは警報が発生します。
もう一つは、警備をセットし外に出たが、忘れ物に気づいて再度入室する際に警備を解除せずに入室、そしてそのまま外出したというものです。
警報を出してしまっても警備を解除すれば問題ありません。ぜひ一時的な入室でも警備を解除してください。
〇マグネットセンサーの脱落
脱落の原因は、マグネットセンサー自体に強い衝撃が加わることです。センサーに何かがぶつかったりすると、結着が緩くなり、外れることがあります。扉や窓を強く締めたりすると、両面テープで接着しているタイプのマグネットセンサーですと、脱落する場合があります。マグネットセンサーが設置してある扉・窓の取り扱いにも注意して頂きたいです。
〇警備をセット時、開いている窓が分からずに諦めてセットして帰る
マグネットセンサーを設置している窓・扉を開けたまま警備をセットしようとすると、戸締りを確認するようアナウンスが流れるという設定があります。もしアナウンスが流れた場合は、もう一度戸締りを確認してください。全ての戸締りを確認してもなおアナウンスが流れる場合は、センサーの故障が考えられるので、警備会社に連絡してください。