フラップ板に引っかかる!
「フラップ板」・・・コインパーキングでの駐車場管理に使用されるものです。駐車枠の真ん中あたりに設置し、車を駐車枠に駐車すると、フラップ板が上がり、精算するとフラップ板が下がり出庫することができます。
フラップ板は精算するまで下降しないといった点で無賃駐車が防げますが、車の底にフラップ板が当たるといった性質のため、トラブルに発展することもあります。その一つに、精算したのにも関わらず、フラップ板が車の底に引っかかって下降しないということがあります。
【スムーズな出庫の仕方】
精算後にフラップ板が車の底に引っかかる要因として、フラップ板が上昇した後に、車の重量が増えたことが挙げられます。例えば、精算する人以外の人(同乗者)が、精算前に車に乗った結果、車の重量が増え、車高が下がり、フラップ板を抑え込んでしまうことにより、フラップ板が引っかかってしまうことになります。
その他にも、精算前に車に重い荷物を載せることでも重量が増えるため、重さで車高が下がってしまい、フラップ板が引っかかってしまうことがあります。
スムーズな出庫の仕方は、精算が終わり、フラップ板が下降しきるまでは誰も車に乗らない、重い荷物を載せないといった工夫が必要になります。ただし、数分経過すると、フラップ板が再び上がってくるため、注意が必要です。
そして、駐車場には規約が設置してあり、駐車できない車や、駐車場を利用するにあたっての決まりが記載されているので、利用する際は目を通してほしいです。暑い時期や寒い時期になると、精算を待っている間に、車に乗ってエアコンを作動させたいという気持ちは十分理解できますが、フラップ板が引っかかってしまうと、解決に時間がかかってしまうため、精算が終わるまでは車に乗らないことをお勧めします。