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我が妻のさくら菓子戦線(増える編)
我が妻のさくら菓子好きには眼を見張るものがある。僕が仕事から帰宅すると、そこには満面の笑みを浮かべた妻の姿が。僕が帰宅したからではない。妻がさくら菓子を買ったせいだ。
妻がさくら菓子を買った日はすこぶる機嫌が良い。沢山あるお菓子の中から、一つ選び、お気に入りの紅茶を入れ、机に置いて眺める姿は見慣れた光景だ。
今日もさくら菓子が増えていた。しかもドーナツとケーキという、今日食べなければ味が落ちてしまうような代物だった。どちらも食べたいとのことだったので、少し分けてもらった。うん、美味い。絶妙にさくらの味がしている。濃すぎず薄すぎず、ドーナツ本来の味を出しつつ、少しばかり存在をアピールした代物だった。また食べたいが、この調子では太ってしまう。それから妻よ、一日に一個でいいからお菓子減らしてくれ。