
僕とサッカー観戦
2008年7月26日。僕は初めてサッカー観戦をした。
その当時は父に連れられて行ったのが理由であって、特にサッカーに対して熱中することはなかった。
僕がサッカーを好きになったきっかけ
2009年4月19日。
僕がサッカーを好きになったきっかけの試合でもあり、ジュビロ磐田というサッカーチームを好きになった試合でもある。
イ・グノ選手
2009年4月19日。
エコパスタジアムで開催された静岡を代表する静岡ダービー。
ジュビロ磐田🆚清水エスパルス
当時、韓国代表に選ばれるほどの実力を持った選手がジュビロ磐田にやってきた。
その名は、イ・グノ。
この日はイ・グノのJリーグデビュー戦であったが、デビュー戦なのにも関わらず真逆の2得点。
結果的に、この試合は静岡ダービーという伝統ある試合でライバル清水相手に3-0で勝利を成し遂げた。
この試合を現地観戦していた僕は、ずっと興奮が止まらなかった。
目の前であんなに凄いゴールを決めてしまう。なんて凄いんだ。
今となってはかなり昔の記憶であるために
そんな印象だけど、とにかく言葉にならないぐらいの凄さを感していた。
この当時のジュビロ磐田は、一般的に言えば、そこまで強いチームとは言えなかった。
ただ、黄金期と言われた1999〜2003年は今現在でいう川崎フロンターレのように滅茶苦茶強かったらしい。
頑張って上に這い上がるために苦戦している。そんな状況が長く続いた。
イ・グノ選手をきっかけに僕のなかで、
『ジュビロ磐田』というサッカーチームを愛することが日常になった。
2009〜2012
2009年4月19日以降、僕は毎月1試合は気付けばスタジアムを訪れていた。
ここまでジュビロを好きになれたのは、他の誰でもなく、イグノ選手しかいない。
イグノ選手が2010年にガンバ大阪に移籍し、好きな選手が移籍してしまうことに非常に寂しさを痛感し、何よりショックであった。しかし、その年のナビスコ杯で優勝を成し遂げたときの喜びは今でも覚えている。
2011年に高卒ルーキーが加入したことで、久々の一桁での好成績を残した。8位であった。2012年は12位と中位の成績であった。
部活で行けなかった2年間
2013年から2014年は卓球部に所属していたこともあり、部活に熱中しすぎていて観に行く余裕が全くなかった。
その頃の磐田は2013年に史上初のJ2降格、さらには2014年には1年でのJ1昇格を成し遂げることが出来なかったシーズンであった。
2015
久々に観に行ったのが約3年と3ヶ月ぶりの試合。2015年7月26日のセレッソ大阪戦であった。
試合は0-1で負けたものの見応えある試合だった。
その年の磐田は2年越しでのJ1昇格を成し遂げ、3年ぶりのJ1への帰還を果たした。
2016
4年ぶりにJ1を観に行った。
小学生の時以来に久々にジュビロ磐田の応援に夢中になっていた自分がいた。
高校2年生の自分。
これから進路を決めないといけない時期に気付けば6試合も観に行き、この年は現地観戦で1勝も果たせなかった。
J1昇格を成し遂げての久々のJ1。
成績は前半戦までは8位だったのに対し、後半戦、主力選手の海外移籍などもあり気付けば13位でのフィニッシュであった。
2017
この年のジュビロ磐田は滅茶苦茶強かった。僕が13年以上ジュビロ磐田を応援してきたなかで1番強かったと言っても過言ではない。
シーズンを通した成績はJ1で6位。
このシーズン開幕前に、元日本代表の中村俊輔選手や川又堅碁選手が加入し、前年と比較してもかなりの好成績を残した。
2018
昨年の6位という好成績から誰もがジュビロの復活を期待していたが、度重なる主力選手の怪我や、不祥事など不運が訪れ、なかなか思うようなシーズンにはならず、気付けばJ2チームとの入れ替え戦をするなど危機的状況に陥っていた。
2019
2019年は前半戦が思うようにならない試合が多かった。戦術というより個人技を重視するような試合が目立ち、シーズン通して2度の監督交代。途中から指揮されたフベロ監督の指揮のもと逆襲を図るも、時すでに遅し。結果的に2度目のJ2降格となってしまった。
2020
開幕戦で苦手な山形相手に勝利し、ここからと思うときにコロナの影響でリーグ中断。リーグ再開後、過密日程と観客制限もあるという選手・スタッフ・サポーター・ファンの誰もが大変な思いをしたあのシーズン。
1年でのJ1昇格をかけ、奮闘するも、苦戦を強いられる。シーズン途中には元日本代表の遠藤保仁選手を獲得するも、1年でのJ1昇格には至らなかった。
サッカーが嫌いになりかけていた
2020年が終わり、これから2021年になろうとしている時、当時、就活をしていたこともあり、サッカーから遠ざかっていた。それだけなら極自然なことかもしれないが、それ以上の気持ちであった。
『もう、サッカー観戦はやめよう。』
そう自分に言い聞かせていた。
その頃、就活をしながら国際協力や社会貢献にも参加していたため、自分の中で冷静になろうとする余裕がなかったのは間違いない。
自暴自棄になって何もかも見えなくなっていた自分がそこにはいた。恐らく、これまでの人生のなかで、あんなにサッカーが嫌いになったのは初めてだと言える。
ただ、今では国際協力・社会貢献、サッカー観戦、映画鑑賞、国際交流、英会話、YouTube視聴、さらには、今こうしてnoteを書いているのも趣味の一つである。
好きなことを一度手放したからこそ、視野を広げることの大切さに気付くことが出来た。
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最近ではフランス映画などの海外の映画を見ることを偶にしている。これは仲良い友人の真似とも言えるかもしれない。
さて、話を戻して、
2021
開幕当初は2連敗と最悪の出だしだったが5月下旬からの8連勝、さらには8月以降の無敗と圧倒的な強さで3年ぶりのJ1昇格を成し遂げた。
さらには、勝ち点91でのJ2優勝、エースであるルキアン選手がJ2得点王になるなどチームとして大きな飛躍の年になった。
このシーズンで圧倒的な大活躍を見せたFWルキアンが移籍してしまったことは痛いが、代わりに元日本代表の杉本健勇選手がレンタルとはいえ、磐田に来てくれたことに心より感謝している。
現地観戦歴:2008~2012
現地観戦歴:2012~2018
現地観戦歴:2019~2021
トータルで何試合観に行ったのか数えたことがなかったので、この機会を機に数えてみると、2008年からの観戦でちょうど60試合であった。
一般的なコアサポーターの人々に比べたら約10%にも満たないかもしれないが、サッカー好きとしては、まずまずの頻度であると言えるかもしれない。
そんななか、この文章を書きながら今日もスタジアムに足を運びに来ている。
今日は思い出がある地での5年ぶりの静岡ダービーを観に足を運びに来ている。
2022年明治安田生命J1リーグ第2節@エコパスタジアム
ジュビロ磐田VS清水エスパルス
どんな試合を迎えるのか非常に楽しみだ。
この先も何試合行けるかは分からないけれど、無理のない範囲でスタジアムに足を運んでいこうと思っている。
♦僕シリーズ♦
♦私シリーズ♦
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
今後とも何卒宜しくお願い致します。