あつ森でメイアビイベントをやるまで ~3.フォトスポット編~
はじめに
この記事では、あつまれどうぶつの森にて、『メイドインアビス』のフォトスポットイベントを開催するまでの制作工程を日記風にまとめています。
制作時の風景やアイデアなどが、皆様の参考になれば幸いです。
いよいよ迫った告知の日。フォトスポットは作れるのか。
2020年4月27日 後半
「リコとレグがオースの街並みを見下ろすシーン」
まずは仕事中考えていた、マイデザで崖下にある街並みを描いてみる。
描いている途中で、実際に地面に貼ってみるも、のっぺりしてしまいイマイチ。
さらに街並みのパターンを描くのも時間がなかったため、マイデザ案は没にした。
さて、どうしたものか…
ふとカタログを眺める。目についたのは、この日手に入れた「どうのおうちトロフィー」だ。これを崖下に並べれば…
非売品
クソぁ!
ただ、この家具を使ったミニチュア作戦は有効だと気付いたので、何か家に似た家具がないか、さらにカタログを眺めてついに見つけ出す。
エウレカ!!
まさかの裁縫箱とは、アルキメデスも驚きである。
テンションが一気に上がる。
DIYレシピでも丁度良いのを見つけた。
早速並べて崖から見てみる。
いい感じじゃん!
つみきのおもちゃを一番奥に置いたり、テーブルゲームを広場に見立てたのも良かった。
自分のアイデアが見事にハマった瞬間だった。
「欲望の揺籃とガンジャ隊キャンプ」
テンションが上がったまま次のフォトスポット作成へ。
当時のメモを見ると、
・イースターの卵
・ワズキャンの絵
・タル
とあった。実際にこれだけだとかなりショボいので、あのキャンプに何がありそうかイメージしてみる。
結果的に以下の家具を置いた。
・タル
・もくせいのバケツ
・ごえもんぶろ
・カッティングボード
・イースターなランプ
・すやきのしょっき
・ビーチタオル
最初は干し草のベッドを置いていたが、ビーチタオルをリメイクすると汚れた寝床風に出来るのは良い発見だった。
この場所に関しては、夜の風景が欲しかったので、このままスクリーンショットを撮った。
あとせっかくなので、撮影後にウンコのかせきを寝床の死角に置いておいた。
2020年4月28日
告知当日。この日はとにかく時間との戦いだった。
本体日付を弄らず、リアルタイムプレイをしていたので、昼休みのうちに告知の写真を撮らないといけない。
まずは、マルルクポイントの撮影をするため、弟のSwitchを借り準備。
ベストショットを撮るために、一人で二つのSwitchを操作しなくてはならなかった。
マルルクがジャンプ中に、ナットが!のリアクションをとる。
その瞬間、スクショボタンを押す。
タイミングがなかなか合わない。
撮れた!
マルルク半目やんけ…
(これはこれでアリかもしれないが)
何度も繰り返してやっとベストショットが無事撮れた。
マルルクの日常はいいぞ。
2つ目のスポット。
前日、たまたま骨格標本が木から降ってきた。
初めは、ボ卿部屋の人体模型の隣に飾っていたが、「骸骨」というワードでお祈り骸骨のアイデアを閃いた。
そのまま置くよりも上半身だけ出したほうが、それっぽくなるよなぁと思い
速攻で崖を崩して骸骨を配置。やっつけお祈り骸骨の完成である。
よし撮影と思ったら、衣装が足りない、リアクションを覚えていないなどして、役を入れ替えて撮影。思ったよりも時間がかかってしまった。
表情がうまく撮れたのでよし。
昼休みの撮影はなんとか終わった。
ラストの撮影は前日作った「リコとレグがオースの街並みを見下ろすシーン」だ。
アニメでは早朝だったが、さすがに無理だったので夕方に撮影した。
衣装も用意できなかったが、満足度は高かった。
撮影はすべて完了。
告知文章の見直しを何度もして、やっとツイートが出来た。
2020年4月29日
告知も済んだことで一段落したが、より多くの方に知ってもらえるように、開催まで毎日告知ツイートをすることした。
その際使う画像は、今までの画像や場所を使いまわすのは避けたかった。
つまりこれから毎日フォトスポット作成することになる。
どうしようかと思ったが、ここまでを振り返ってみるとナナチに関する物が外に全然ないことに気づく。
ナナチは、ナナチあってのメイドインアビスと言っていいほど重要なキャラだ。
なのでだいぶ手厚く対応した。
まず初めにこの日の告知用にナナチの家の裏庭と釣りポイントを作成した。
そして、本人を島へ呼び出した。
ナナチの家を再現するためにサブアカウントを作ったのだ。
坂を作って、ちょいの家も引っ越しさせないといけないし、ローンも毎日完済させて、家もデカくしないといけない。
何よりもナナチの家にふさわしい家具を考えて用意する必要があった。
やはり忙しい。
2020年4月30日
告知は、前日に作った釣りポイントを紹介。
そういえば、遊びに来てくれた人がまず目にするのは、旅客機からの眺めなので、ここに何か仕掛けたいと思った。
そうだ、花でボンドルドを描こう。
以前、レア島で黒いチューリップをいくつか採ってきていたので、こいつを並べてボンドルドにしちまえばいいんだ!
ここから園芸地獄へ足を踏み入れることになる…
フォトスポット編 その2へ続く