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あつ森でメイアビイベントをやるまで ~2.アビスの大穴編~
はじめに
この記事では、あつまれどうぶつの森にて、『メイドインアビス』のフォトスポットイベントを開催するまでの制作工程を日記風にまとめています。
制作時の風景やアイデアなどが、皆様の参考になれば幸いです。
今回は、いよいよアビスの大穴制作に取り掛かります。
2020年4月12日
島クリエイターも解禁されたところで、アビスの大穴制作に取り掛かる。
と、言っても島クリエイターを触ってみた感じ、崖工事や河川工事は1マスずつしか作れないので、失敗すると直す手間が非常に掛かる。
なので、先に完成予想図から作ったほうが良いなと思った。
完成予想図を作るにあたり支援ツールを探してみてところ「Happy Island Designer」というツールを発見。
しかし、英語だったのとイマイチ使い勝手が良くなかったので採用しなかった。
とりあえずマップを確認し、何もない区画を更地にして1区画何マスあるのか調べてみた。
結果、1区画16×16マス。この数字には覚えがあった。
そうドット絵のキャンバスサイズだ。
早速、ドット絵エディタのEDGEで、16×16のキャンバスで円を描くことにした。
そのままエクスポートすると16pxの非常に小さい画像になってしまうので、
拡大した状態で、スクリーンショットを保存。(Win10ならWin + Shift + Sが便利)
こうするとグリッド線もあるのでオススメだ。
保存した画像をスマホに送って、実際のゲーム画面とにらめっこ。
結果、一区画を丸々使った円を作ることに成功。
他にもフォトスポットを作る予定だったので、まずはこの大きさで良いと思っていた。
2020年4月14日
やはりというか、一区画を丸々使ったとはいえ迫力に欠ける。
アビスはこんなモンじゃないだろうという気持ちが抑えきれなかった。
あこがれは止められねえんだ
メインで使えそうな区画は、赤枠で囲んだ縦4×横5区画。
EDGEのキャンバスにすると64×80なので、このサイズに収まるぐらいの円を描いた。
(黒:地上 黄:崖1段目 緑:崖2段目 赤:崖3段目 紫:32pxの目印)
建造物のサイズも調べて、レイヤーを分け、大体の配置シミュレーションも行った。(結果この通りには配置しなかったけど…)
この日は、整地と紫色の部分(32pxの円)の崖を作った。
ちょいの家も右上へ引っ越し。
2020年4月15日
内枠を作成後、崖で塗りつぶし。中央の展望部分を作成。
2020年4月16日
道路工事をすると、マップにも反映されるのが分かったので、外枠部分を分かりやすくするために黒土の道で舗装。穴の半分に黒い絵のマイデザ貼る。
2020年4月17日
一番外枠を左半分作成。崖二段目にも着手。
2020年4月18日
右部分の崖を作り始めるも、広場とぶつかる。
他にも住宅や橋、お店と干渉し思うように進まず。
2020年4月19日
右側の崖埋めと穴の底にマイデザを敷き詰める
2020年4月21日
崖の二段目と三段目を一気に作る。
2020年4月22日
アビスへ住民の移動を開始。対岸の眺めを確認。
2020年4月23日
アビスへ二人目の住民の移動を開始。崖三段目と滝を作成。
2020年4月24日
対岸へサイロを設置。
オースの街の一部を再現しようと左下の部分を舗装。
2020年4月25日
昼間の景観を確認。
またこの日、あのお方の島へ上陸成功。やはり本物は違う。
2020年4月26日
穴の底に雲のマイデザを貼ってみる。
まだ試作段階だったのでかなりズレている。
5/5のイベント開催に向けて1週間前の4/28に告知をしようと色々準備。
この日は、つくし先生の部屋にあるキーホルダーラックとナットを作った。
2020年4月27日 前半
告知前日となったが、この時点で外のフォトスポットは、アビスの大穴の除くと、マルルクとナットが合体した小川(通称マルルクポイント)とラフィーさんのお店、オースの家並みっぽいとこだけ。
Twitterで告知するにあたり最低4か所の画像が欲しかったし、やはり大穴は実際に来た人へインパクトを与えたい部分だったので、伏せておく必要があった。
それにイベントをやるには全然数が足りていなかった。
幸いにも仕事中、フォトスポットのアイデアが出てきたので、忘れないようにメモを残し、終業後に試行錯誤を行った。
・リコとレグがオースの街並みを見下ろすシーン
・欲望の揺籃とガンジャ隊キャンプ
どこまで出来るだろうか…
刻々とタイムリミットが迫っていた。
フォトスポット編へ続く