俺が他人に何かを尋ねるときは、欲しい答えが決まっていてその裏打ちとなるソースが欲しいか、または俺の意見が変わるよう信頼できる情報をもってしっかりと説得して欲しいか、その2択だと分かった。つまり学ぶということだ。
そして大抵、あらゆることに対して先の2択のどちらか一方でも行える人間はほとんどいない。
インターネット、またはAIが人間の記した数多の情報をもってそれを行なってくれる。
それが正しいかどうかは、己が身一つで確かめるより他はない。他人の人生を己の好奇心のためだけに棒に振らせたくはない。
俺はもうすでに幸せだが、生きるためにはもう少しだけ頑張る必要がある。
数字を作ること。これを習得して、稼ぎとしたい。ビジネスのルールである。
それ以外のこと、倫理や貢献は有り余るほど得た。いくらでも捧げたい。そのためには数字がほしい。
金も数字も俺にとっては道具だ。それは価値が低いという意味ではない。必要ということだ。
理論を得たい。ノウハウを整備して、これができると胸を張って言いたい。
したいことのために、できることを積み重ねたい。
ようやく俺の人生が始まったと思う。