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グアムの朝刊(2020.10.28):キャパシティを超えるCOVID入院患者
2020年10月28日朝刊 PNC News より抜粋、要約
グアムメモリアル病院は過去最高の新型コロナウィルス患者70人超の入院数を記録、キャパシティを超えた状態にある。火曜日の朝の時点で新型コロナウィルス患者は78人、そのうち16人はICU、 5人は人工呼吸器のサポートを受けており、12人はウイルス患者のための病院のオーバーフロー施設として機能するSNUにいる。最年少は生後11か月の乳児で、最年長は87歳。
「より多くのスタッフ、スペース、ベッドを必要としています。また島外からの医療スタッフの追加の採用もすすめており、患者が100人以上になった場合はさらに多くの看護師が必要になります。」と病院関係者は述べた。先週は7人のICU看護師がグアム入りし、今週も多くの看護師が到着する予定。
グアム政府は、島外からの医療スタッフの給与のためにFEMAの支援を申請している。通常、地方自治体が25%、FEMAが75%の費用負担を負う。グアムメモリアル病院は161床で認定されているが、現在は大幅にキャパシティを容量を超えていると言います。
以前の心臓のフォローアップ、ストレステスト、その他の心臓関連の外来専門サービスエリアは、現在は入院患者のCOVIDユニットに変わり、可能な限りベッドを追加している。さらにギフトショップもリハビリサービスに変えて利用しているという。
パンデミック禍でグアムメモリアル病院はCARES法に基づく連邦資金の約50%にあたる約1,190万ドルを給与と設備に使用、今後患者数がさらに増えると予想されており、医療サービスを提供し続けられるよう務めている。
今年のホリデーシーズンは
それぞれに熟慮の季節!
昨日も82人の新規陽性者、高止まり傾向が延々と続いています。今となっては2度目のパンデミック指標 PCOR1(Pancamic Condition of Readiness)がいつ発令されたか思い出せません。ブログを見返してみると8月14日、なんと2ヶ月半になるのですね。
日本の様子を見聞きするとほぼ以前に近い日常が戻ってきているようで羨ましい限りです。すでに何ヶ月も前から日本に一時帰国を続けている人、失業給付金が切れた後も雇用が回復する見込みがないことから一時帰国を予定している人、グアムからの撤退を決めた人や企業、私の知る範囲でもいろいろな動きがあります。
アメリカ大統領選挙、ワクチン開発、世界的な第二波の行方、世界各国の検疫規制の緩和時期、グアム島内でのコロナ収束への道筋と時期、自分ではどうにもならないこれらの事柄を鑑みて自分なりの方向性を進むしかないのですね。2020年もあと2ヶ月、本来は心がウキウキする楽しいホリデーシーズンですが、今年は難しい選択を強いられる熟慮の季節になりそうですね。
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