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マイブーム

私の中で はやっていること

それは,”ハンカチ”を集めることである。

私は,旅行という旅行にあまり行かないので,

ちょっと遠出したとき

地元のマルシェ,物産展に行ったとき買う。


どこか行ったときには,その土地のものを何か買いたくなる衝動。

何を買ったらずっと思い出に残るかな

なんて考えていた。

小学校のころは遠征によく行っていて

キーホルダーを買っていた。

学生の頃は,お菓子を買っていたかも。

社会人になって

キーホルダーはつけるところないし

食べ物は食べたら,消えちゃうような気がして

と思っていたところに

”ハンカチ”が。


昔から,ハンカチは身近にあったなと思っている。

赤ちゃんの時は,よだれを吹いたりおもちゃになった。

保育園や幼稚園になると,常にポッケに入っている。

大きいハンカチを入れると

ズボンのポッケはリスのほっぺのように膨らんだような。

小学校になると,ハンカチちり紙チェック。

ハンカチを忘れた日には,ズボンで手をふいたりして。

よく,ズボンにハンカチとティッシュ入れたまま洗濯して

お母さんに怒られたな。

中学校や高校では,汗や涙を拭く方が多かったかもしれない。

大学では,卒業祝いに研究室の後輩から,ハンカチと手紙をもらった。

働くようになった今年もたくさんたくさん使った。

初めてだらけの日々

買ったときの思い出
くれた人や,作っている人が近くで応援してくれているような気がして

ポッケにハンカチがあると安心した。


最近買ったのは

地元のマルシェで見つけたもの。

トヨタの起源ともなっている

織物の機械を使って作ったもの。

細かいしましま模様で

ノンウォッシュデニムのようなシックな青がお気に入りである。

おじさん曰く

何回も使う毎に味が出てくるって

そんな話しを聞いたら買うに決まっている。

がっちり編んであって芯があるけど
固すぎなくてしなやかで温かみがある感じ。

作っている人の思いがつまっているようでとても気に入っている。


”ハンカチ”はなくさない限り

ずっと使い続けることができる。

思い出をずっとポッケにしまっていることができる。

毎日その思い出が入れ替わり

その日にあったこと新しいこともその”ハンカチ”にしみこんでいく。

嫌なことがあったら,洗濯して洗い流してしまえばいい。

でも頑固なものは繊維に絡みついているかもしれない。

それも1つの思い出である。


そんなことを思いながら

これからもハンカチを集めて行きたいなと思う。









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