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Asian Music News bi-Weekly 特大号
1.5か月分(2024/10/5~11/23)の主なアジア音楽ニュースをお届けします。トップ画像は生成AIによるものです。
トップニュース
1.中国インディーズレーベルのモダンスカイが東京オフィスを開設
11月6日発表
中国北京に本社を置くMODERN SKY ENTERTAINMENT CO.LTD(以下:モダンスカイ)が、株式会社聚点との合弁により、2025年1月1日から、日本支社となる株式会社MODERN SKY JAPAN(以下:モダンスカイジャパン)を設立することを、第21回東京国際ミュージック・マーケット(21st TIMM)で発表した。
→これはすごく中国的なやり方で、注目の動向です。EC事業とかでも見られるように、中国が何か進出するときは、ブランド単位ではなくプラットフォーム単体で(ECで言えばSHEINやTEMU的なね)進出してきます。2年後どうなっているのか、楽しみなような怖いような。
2.台湾のインディー音楽アワード「2024年 金音創作賞」受賞者発表 Elephant Gymがベストバンド賞を受賞
台湾のインディー音楽アワード「第15回金音創作賞(以下、金音賞)」が2024年11月2日に台北流行音楽中心で大々的に開催され、大象體操 (Elephant Gym)、布萊梅(Bremen Entertainment Inc.)、韓国のバンドSilica Gelが主要な賞を受賞した。
3.BiKN shibuya 2024無事閉幕
11月3日
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— BiKN shibuya 2024 (@BiKNshibuya) November 3, 2024
𝟐𝟎𝟐𝟒.𝟏𝟏.𝟑 𝐁𝐢𝐊𝐍 𝐬𝐡𝐢𝐛𝐮𝐲𝐚
🔥THANK YOU FOR COMING 🔥
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photo: @HLG2524
📍Shibuya,Tokyo
🔗 https://t.co/x3WSDs4D6w#BiKN #biknshibuya pic.twitter.com/Za5TNfqlv9
→お疲れ様でした!去年とはまた違う楽しみ方ができました。今回も色々取材できたので、お楽しみに!
4.「Music Lane Festival Okinawa 2025」海外Delegates、1st Lineup18人を発表。
11月9日発表
1月17日(金)-19日(日)沖縄県沖縄市(コザ)で開催される「Music Lane Festival Okinawa 2025 / Trans Asia Music Meeting 2025」の海外から参加する音楽関係者(Delegates)の1st.ラインナップ18人が発表された。
5.オルタナティブでインディペンデントな音楽アーティストや人物を表彰する「TOKYO ALTER MUSIC AWARD」受賞アーティスト特集
「TOKYO ALTER MUSIC AWARD」は本国内におけるオルタナティブミュージックの普及促進、才能あるミュージシャンへの包括的支援、アジアを起点としたグローバルな音楽活動の支援を目的としたアワード。
6.国内外の音楽人5000人が選ぶ音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」発足
10月22日発表
アーティストを中心に総勢5000人以上の音楽関係者が投票メンバーとして参加する国内最大規模の音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」の新設が発表された。
7.書籍『 WORKSIGHT[ワークサイト] 25号 アジアのほう Towards Asia』11月13日に発売
11月12日発表
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田英邦)は、当社のヨコク研究所が編集する研究媒体WORKSIGHTの 新刊 『 WORKSIGHT[ワークサイト] 24号 25号 アジアのほう Towards Asia 』(発行:コクヨ/発売:学芸出版社)を、 11月 13日 火 から 全国書店・ ECサイトにて発売します。
これはまじで全員読んだ方がいいです。
8.11/23・24開催のタイの音楽フェスティバル『Maho Rasop 2024』に坂本慎太郎、羊文学、RYOTA参加
9.the telephones、台湾のPAPUN BANDとコラボシングル発売&日本と台湾でツアー開催 大阪公演のゲストはTHE BAWDIES
the telephonesが、台湾のポップパンクバンド・PAPUN BANDとコラボシングルを2曲配信する。2021年のコロナ禍に行われたイベントで、日本のライブ会場でthe telephonesのパフォーマンス、そして台湾でのPAPUN BANDのパフォーマンス映像をライブ会場で鑑賞するという新しい形の共演をきっかけに出会った両バンド。お互いの音楽性に惹かれすぐに意気投合し、PAPUN BANDが来日した際に交流をさらに深め、今作のコラボレーションが実現したという。
10.12月25日(水)・26日(木)【台湾音市】「塔音渋谷『台湾音市』音楽祭 Vol.2」がタワーレコード渋谷店で開催!
2024年12月25日(水)・26日(木)の2日間、台湾を代表するアーティストが出演するライブイベント「塔音渋谷『台湾音市』音楽祭 Vol.2」が、タワーレコード渋谷店B1 CUTUP STUDIOで開催されます。「塔音渋谷『台湾音市』音楽祭 Vol.2」では、台湾を代表するアーティスト4組が参加。この特別なイベントで、台湾の才能豊かなアーティストたちと一緒に素晴らしい音楽の世界を体験してください!
おすすめ新作5選
①我一直都以為我是一個人 - RYOTA 片山凉太 ╳ 鄭宜農
(マレーシア×台湾)
11月22日リリース。日本とマレーシアのミックスの音楽家、片山凉太と、台湾のシンガーソングライターEnno Chengのコラボ曲「我一直都以為我是一個人」。 透明感×繊細という、似た性質を持つ男女ボーカルがコラボするとこうなるんだ…という、ポップさと芸術性を兼ね備えた一曲。
②Amerika - Bank(インドネシア)
インドネシアのバンドBankより11月15日にリリースされた『Fana』より1曲。公式サイトによれば、Bankは6人のメンバーで構成されたポップ・ミュージック・アンサンブルとのこと。エレクトロミュージックをポップな感性で昇華させた独自のセンスが良き。是非聞いてみてください!
③I Generated - STOLEN(中国)
9月27日リリース。中国のバンドSTOLENの新作EP『I Generated』。バキバキに磨かれたダーク・エレクトロ・ミュージックを今回も堪能してくだされ。ライブまた見たいなー
④Plane Crash - BUBBLE TEA AND CIGARETTES(韓国出身)
韓国出身、LA拠点のBUBBLE TEA AND CIGARETTESのニューアルバム『We Should've Killed Each Other』が11月11日リリース。
⑤The Other Side - Phum Viphurit(タイ)
タイのヤング・インディ・スターことプム・ヴィプリットの新作EP『Paul Vibhavadi Vol. 1』が10月17日リリース。
平和と孤独を見つけるために、ポールは古代の地図を頼りに神話上のヒンマパン森林へと向かう。彼は何を見つけ、何者になるのか?Phum Viphurit の世界へようこそ。
メディア情報
インタビュー
■Infong Chen(台湾の音楽評論家 / 研究者)
■土屋 望(少女時代の黎明期を支えた音楽プロデューサー)
■Zy The Way(台湾)
■YONLAPA(タイ)
■Tilly Birds(タイ)
イベントレポート
■台湾 浪人祭 Vagabond Festival レポート
日本からは、竹内将子さん、土井コマキさん、サクライアヤコさんのレポートが!
■タイのポップバンド SCRUBB、東京と大阪でのコンサートは大盛況!レポートが到着
コラム
■Soft Pine
都内に急増ガチな中国発ライブハウスとレコードショップを訪ねた話
テレビ
「私たちは隣人」中国の人気書店やライブハウスが続々東京に進出 日本に住む中国人“増加”背景に(TBS)
ラジオ
■Asian Breeze
老諾&狗吠火車を迎えて🤎 明夜(11/17)のAsianBreezeは Emerge...
Posted by Asian Breeze(Date FM / @FM) on Friday, November 15, 2024
■NOA's ASIAN TREND
アジアアーティスト来日情報(メンテ中)
※韓国インディーはBuzzy Rootsさんが一番詳しいです!
12月
■イ・ヨンジ(韓国)
■mui zyu(香港出身イギリス在住)
■台湾音市(艾怡良、晨悠、洪暐哲、babyMINT)
2025年1月
■Music Lane Festival Okinawa 2025
つぶやき
お久しぶりの更新になりましたが、皆さんお元気でしたかー。1.5か月ためると、情報の量がハンパないことになってますね!
この間何をしていたかというと、取材とか原稿とか本業、そして育児に専念してました。強いて言うなら、BiKNに行ったり、BiKNで来日したアーティストに取材したりしてましたー。
BiKNはすごいイベントだと思いました。初開催時は熱狂の渦に巻き込まれ、取材とライブ会場の往復でシャトルランみたいになっていました。「アジア音楽のフェスが東京渋谷で行われる」というポイントに注目があつまりすぎていたのかもしれません。しかし、2回目で真価が引き出されたように思いました。
私は曲がりなりにもアジア音楽にアンテナを張って、色々知っているつもりでいたけれど、まだまだだなと。ふらっと見た中国のバンドがとてつもなく良かったり、日本への愛情が深いバンドのステージに感激したり。そんなドラマが生まれるのはBiKNという座組、運営チームじゃないとありえないんじゃないかなと思います。
資金面が大変というお話もありますが、3回目も続いてくれたら嬉しいです。
情報提供お待ちしています
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