見出し画像

Song for young


はじめに

令和6年1月に配信されたfeelNEOの「Song for young」

Yamakatsuのプロデューサーだった玉ノ井さんことSyngenが作詞した楽曲となっており、何か書かないわけにはいくまいという意気込みだけが先走り、筆が進まず半年以上が経ってしまった。

いまだにアレいつ書くの?という問い合わせがチラホラあり、お盆ということで、下書き墓場から掘り返してみることにしました。


YamakatsuとfeelNEO

私なんぞのnoteを読んでいる物好きは、YamakatsuとfeelNEOの関係性については、既に履修済みだと思いますが、振り返りの意味も込めて端的に述べると「身近な憧れの存在」というところでしょうか。

feelNEOがYamakatsuの楽曲をカバーしたり、前述のSyngenがfeelNEOに楽曲(キミライズ)を提供したりとリスペクトのある関係性でした。

象徴的な過去記事を2件載せておくので、時間があるときにでもどうぞ。

Syngen歌詞あるある

まずは、「Song for young」の歌詞全文をご覧ください。

たった1つの願い事だけ 空に浮かべたら 明日が変わったよ
このセカイ 嘘つきだけど この手の中の温もりだけは信じてみる

ありふれてる何もかも
全部壊して回ってしまいたいほど

月明かりの下で隠した 不安の種を未だ抱えて
宛てのない旅に見えてくるけど
小さな1歩を重ねているんだ

もうダメだと何度も躓きながらも
それでも僕達が俯かないのは
ここからなんだと信じてくれるキミ
ただそれだけだよ

いつだって1人じゃできないことだらけだって 知ってるさ転んじゃっても
手のひら返す人たちに向けて「残念だったね」
そう言って 笑え

超えられない壁に見えてくるけど
もう少し長く助走をつける

そうやって 何度も何度も挑み続けてる だからこそ言葉に神が宿るのさ
チープな覚悟じゃその手握れないよ
まだこれからだよ

先へ...

叶えられない夢ばかり見て
諦めないで続けてるのは
ありきたりだけどね
キミと見たい景色があるからさ

そうなんだ
いつだって僕らは苦しい時こそ
「これからだろう」
なんて笑ってやるのさ

歌うことでしか伝えられないから
今、受け止めてよ

We hope it reaches you always
The future is in your hands

feelNEO「Song for young」

かってYamakatsuのオタクとしてSyngenの歌詞で育った我々にとっては、「Song for young」の
・空に問いかけがち
・語りかけるような間投詞
・程よいディス
これらのすべてが、あーコレコレとなる「Syngen歌詞あるある」なわけですが、もちろん、この楽曲は、feelNEOのために書かれたもので、アイドル(ぼく)とファン(キミ)の関係を描いている歌詞なんだと思います。

ただ、最後の
We hope it reaches you always
The future is in your hands

というフレーズは、(翻訳が合ってるか不安ですが)「私たちは、あなたたちが(あの日描いた)未来をその手につかめるよう祈っています。」という意味合いで、「キミライズ」のアンサーになっているんじゃないかと思うのですが、歌詞中の人称がはまらない気がするんですよね。

未来は僕らの手の中

手紙の結びのようなフレーズと「Song for young」というタイトルから勘案して、玉ノ井さん、ひいてはYamakatsuからfeelNEOへのメッセージだととらえるとしっくりくるし、めちゃめちゃアツいなと思うんですよね。

配信直後、歌詞を読んだときに、まずこの考察が頭に浮かんで、勢いのまま書き始めたんですが、英語に自信がないのと、一晩寝かせて冷静になると、したり顔で歌詞考察して全然違ったら死ぬほど恥ずかしいなと思い、そのまま下書きに埋もれさせてしまいました。

結果半年以上寝かせることとなりましたが、何度聴いてもこの考察に変わりはないので、やはり書き残しておこうと思います。
9月8日に答え合わせできるかな。
顔真っ赤にして記事削除することになるかもしれません。。。

ただ、このフレーズ云々抜きにしても、ファンにとってはグッとくる歌詞ですよね。
アイドルもファンも続けていると、このままでいいのかなっていう閉塞感を持つ時期があると思うんだけど、お互いに道を照らしあって道標になって閉塞感を打ち破っていく。
沸き曲ではないけど、“気持ち”をグッと強くさせてもらえる。そんな曲だなと思っています。
強いて言うならSyngen流スターライトなのかもしれない。(スターライトはLOCAL CONNECTのカバー曲)

以上、8か月遅れの感想でした。

おわりに

私にとってのfeelNEOの入り口がYamakatsuだったせいもあり、どうしてもYamakatsuというフィルターを通したfeelNEOという見方をしている部分があって、Yamakatsuのファンだった人たちにfeelNEO見てほしいなという気持ちが強くてnote書いてたりしてたんだけど、「Song for young」でそういう関係性の物語にも一区切りついたように感じています。
そして、勝手に引き受けてた語り部的な役割も必要なくなったのかなと思います。

今度は自分たちが「憧れ」られて「リスペクト」される存在になっていくフェーズに入ってるんだと思うので、とりあえず、9月8日に中四国(九州)のグループを大人げなくボコボコにするのを楽しみにしています。

満マルであーだこーだ言うやつやりたい

いいなと思ったら応援しよう!