見出し画像

永遠のリハビリ⑤:さすらおうこの世界中を

NHK歌詞を考察する番組が面白くて父と見入ってた。

ちょうど今日のテーマは奥田民生『さすらい』。
この曲の大陸的なアメリカンな曲想も好きだし、Xで誰かが言っていた「さすらいのサビ入りはAC/DCのHighway to Hellのパクり」論には思わず笑っちゃったんですが(確かにそれっぽいんよな)、くるまも触れていた「さすらいもしないで このまま死なねえぞ」というキラーフレーズ。何千回も聴いてるはずなのですが、このフレーズ聴くたびにうるっときたり鳥肌が立ったり感情を揺さぶられるんですよ。奥田民生は困ってる女の子がいたら「俺そんなこと関係ねえし知らねえし」という態度を見せつつ実はめちゃくちゃ寄り添ってあげるモテ優おじさんなのです。

くるまの考察→この歌詞は美大生の苦悩というのも面白かった。オリジナルのMVも作ったりして見応えあってよかったのでプラスでみてほしいー。

で、父と観ていて話題に上がったのが井上陽水。奥田民生といえば井上陽水との繋がりなんですよ。PUFFYの楽曲で手を組み井上陽水奥田民生のユニットで2作アルバムを出すくらいなんですが…父が井上陽水のファンで、弾き語りしたり(スコアブックは本棚にある)ライブ行ったりしてたと。自分も幼少期はMDに入った陽水の『断絶』をよく聴いてたものです。「井上陽水が一緒にやったのは玉置浩二と奥田民生だけ。それほど才能に惚れ込んだってことよ」。なんとなく親子似るものだなぁと思ったってだけの話。

今日の曲は、そんな井上陽水が奥田民生の才能に惚れるきっかけとなった『雪降る町』。年末ソングですね。年始に聴くものではないですが笑
この曲を聴かなきゃ年を越せない。

いいなと思ったら応援しよう!