クラファンで595万円達成して、助成金40万円もらった話
今年の7月〜8月でクラウドファンディングを1ヶ月間実施して、リターン品、全てのお届けが完了したのが9月。クラファン前に行った事前準備は以下にまとめています。
noteで発信を開始してから、1ヶ月が過ぎました。(週1更新、だんだん慣れてきた!)
もともと、個人や小さな組織でブランドをスタートした方々がどんな取り組みをしているのか知りたい、情報交換をしたい!と思ったことが、noteをはじめたきっかけでした。自分たちが経験したことで、良かったことは「これイイよ!皆さんも、ぜひー」の感覚でこれからも書いていきたいと思っています。
今回は、意外と知られていない!?プロジェクトが成功したら、絶対申請してほしい東京都の「クラウドファンディング活用助成金」について、私たちの実体験(申請から約3週間で40万円振込完了)をもとにご紹介します!
東京都の個人・中小企業の方、必見です。
実際の申請作業は、私たちのチームで知財や税務、補助金関連に強いメンバーの原さんが光の速さで、サクサクと申請してくれました。
なんと、3週間で振込完了!彼女のおかげで無事に助成金をいただくことができました。ありがたや〜。
クラウドファンディングの手数料って?
そもそもMakuakeやCAMPFIREなどのクラウドファンディングサイトでは、目標金額を達成すると、総支援金額の約20%を手数料として、サイトに支払う必要があります。(※サイトごとに手数料は多少の差あり)
今回、私たちのプロジェクトを例にすると595万円が総支援金額だったので、その20%の119万円がMakuakeに支払う手数料でした。手数料を差し引いた476万円がMakuakeからプロジェクト終了後に振り込まれました。
プラットフォームがなければ、プロジェクト自体を知ってもらうことができないので、手数料の20%は妥当な数字だと思います。しかし、小さな事業者にとっては、大きな金額になり得るとも言えます。
クラウドファンディング活用助成金とは?
東京都が行うクラウドファンディング助成金は、そのクラファンサイトに支払う手数料の一部を助成してくれる、とってもありがたい仕組みなのです!
成功した後の手数料以外にも、プロジェクトページを作成するために使った費用(プロジェクトページの文章・画像作成費用など)やプロジェクトの広報活動にかかった費用(SNS等によるWeb広告費用、実店舗での展示費用など)も助成対象という、なんとも太っ腹な助成金です。
私の周りのクラファンを成功させている事業者さんで「実際に申請したよ」という声をあまり聞かないので、もしかするとあまり知られていないのかも!?と思い、申請の方法などをまとめました。
区分ごとに助成金額いろいろ
クラウドファンディング活用助成金は、以下1〜4の4つの区分があり、別のプロジェクトで、かつ違う製品・サービスであれば年度内1回ずつ(最大4回)申請できます。
それぞれ、助成される上限金額が異なるので、区分はしっかりチェックしてください!通常は40万円(経費の1/2補助)で特例が認められる場合は50万円(経費の2/3補助)です。
クラウドファンディングで新しくオリジナル商品を販売して売りたい!という場合で、DX活用やCO2対策、コロナ支援など特例を満たさない場合は、概ね1のCF活用の区分になると思います。私たちのプロジェクトは、特例の要件を満たさなかったので、通常の1のCF活用区分として申請しました。
創業前の個人もフリーランスも法人も申請可能!
区分ごとのいずれかに該当するプロジェクトを実施した会社・個人事業主・創業前の個人の方が対象なので、大企業を除く中小企業さん、個人など多くの方が対象になると思います。ただし、今回ご紹介するのは、東京都が行う事業なので都内に本店がある、または、これから都内で事業を行う予定の方である必要があります!
毎年行われている補助事業ですが、期間が決まっているので、今年度中にクラファンを成功させて、リターン提供を行っている必要があります。
申請の流れ
実際の申請は、必要書類を用意して、サイトのフォームから必要事項を入力して申請をします。とっても分かりやすいフォーム入力です。
大体2週間前後で審査結果がメールで送られてきます。
その後、リターンを実際に送付完了したことが分かる写真や書類・助成金を振り込む先の口座情報を提出、指定口座に助成金が入金されます。(申請する時期によって前後すると思いますが、うちは1週間もかかりませんでした)
不明点がある場合、事務局に電話で問い合わせをすると、すぐに繋がり、丁寧に教えてくれます!私も問い合わせをしましたが2回とも、すぐにテキパキと回答をいただけました。
助成金を次のチャレンジに!
今回、チームメンバーの協力もあり、ありがたいことに助成金を40万円いただくことができました。
たかが40万円、されど40万円!
この金額を小さいととるか大きいととるかは、事業規模によって見方は様々だと思いますが、小規模事業者にとっては、次のチャレンジのもとになる貴重な資金です。
私たちは年明けに第二弾商品のリリースが控えているので、商品開発費に充てたいと思っています。
まとめ
今回ご紹介した「東京都のクラウドファンディング活用助成金」ですが、毎年、少しずつ要件の変更はあるようですが、1回採択された場合でも毎年申請が可能とのことです。(私たちは来年もクラファンを予定しているので、来年も申請予定です。)
今回ご紹介したクラウドファンディング活用助成金は他の補助金と比較し申請に関して、かかる時間や手間が少ない方だと思うので、クラファンをこれからやる方、今年プロジェクトが成功した方は申請しましょう!
詳しくはサイトをご確認ください。
https://entre-salon.com/crowdfunding/about/
今回は東京都の助成金でしたが、検索をすると全国の自治体でも同じような補助事業が存在するようです。
ぜひチェックしてみてください!
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