目一杯の愛と感謝が、どうかどうか届きますように。
これは人生のどん底にいた1人の社会人が、JO1、そして河野純喜さんに出会ったことで生きることの楽しさと希望を取り戻すまでの話です(少年漫画?)。
好きになった瞬間の気持ちを忘れたくなくて、まだ記憶が鮮明な今、ノートの切れ端に殴り書くかのようにこちらに想いを綴らせてもらいます。拙い言葉にはなりますが、いつか届くことを祈って。
偶然でした。
連日Twitterのタイムラインに流れてくるPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSの様子、オーディション番組に特別興味があったわけじゃなかったけど、当時社会人2年目の私は、職場でのあれこれが重なり、泣きながら出勤する日も少なくない中、純粋に自分の夢を追いかけてる彼女たちが恐ろしく輝いて見えました。それと同時にすごくすごく羨ましくて仕方がなかったです。
自分より年下の子がこんなに頑張ってるのに、私の人生ってなんなんだろう、なんのために大学行って必死になって勉強して国家試験受けて資格まで取って、こんなはずじゃなかったのにって日々自問自答しては自分の選んだこの道を後悔する毎日でした。
そんな中、課題曲として歌っていた"Shine A light"という曲、女の子たちが歌う優しいメロディと歌詞が忘れられなくて、原曲を聴きに行ったあのとき、あの瞬間が私のJAMとしての人生の始まりだったと記憶しています。きっかけって気づかないところにたくさん転がってるんだなあ、と当時を思い出して強く実感する次第です。
課題曲のメロディよりアップテンポな曲調で、カラフルなMVがとても印象的でした。そして何より歌詞がとっても素敵!
この時期は上記でも書いたように心が沈む日が多く、今をなんとか生きていくことで精一杯でした。やつれてるって言葉がぴったりだったと思います。そんなときに出会ったこの曲は私の冷め切った心をじんわりじんわりとほぐしてくれるようでした。
彼らがJO1というグループであること、メンバーの11人もまた彼女たちみたいにオーディション番組を経て構成されていることをこのコメント欄から知ります。
そして、私にとっての大きな出会い。
最初のJO1の印象はほんとにこれだったんですよ。今でも鮮明に覚えてるんですが、かっこいいのはまず大前提として、この2人の顔の見分けがはじめ全くつきませんでした。次の動画で赤髪の彼と茶髪の彼が出てきてなんとか2人の顔をまず覚えることに成功します。
YouTubeのおすすめ機能ってほんとに優秀で、次々関連の動画が出てくるじゃないですか。Shine A lightのパフォーマンス動画を一通り見終えた後、グループ名しか知らない彼らに興味が湧いてきて、違うパフォーマンスをみてみよう!と開いたのがこちら。
今でも毎日聴くくらい大好きな"僕らの季節"。みんな違う声質だけど、優しくて耳心地が良くて何度リピートしたかわかりません。そして何より
Shine A lightの時は歌声というよりパフォーマンスや映像に重きを置いて見てたので、ちゃんと彼らの歌声を聴いたのがこれが初めてでした。
あまりにも私好みな歌声をしてる方、
ここで彼が"河野純喜さん"であると知ります。
ここからはもう私の手が止まりません。ひたすら様々な媒体(YouTube、TikTok、過去のインタビュー記事等々)で"河野純喜"を検索する日々(JAMのみなさんが作ってる愛溢れた動画もとても参考になりました)。
明るく賑やかで優しくて楽しいことが大好き、喜怒哀楽がすぐ顔に出ちゃう素直な性格、自分のことにも他人のことにも熱くなれて、努力と全力の文字がぴったりな人。私が描く"こうありたい"と思う姿が全て詰まったような理想の人で、あれよあれよという間に彼のことが気になり始めます。
私は嵐が大好きでした。小3の時から大学生になってもなおずっと、嵐だけを応援していました。私の青春は5人と共にあったと言っても過言ではないし、今でも変わらず大好きです(ファンクラブ継続中!)。大変ありがたいことに毎年のようにコンサートに行かせてもらってたので彼らが活動休止を発表した時、あまりにもショックでなかなか立ち直ることができませんでした。永遠を信じて疑わなかった彼らの活動に一旦の終止符が打たれたこと、永遠なんてこの世にはないんだよと真正面から突き放されたようで苦しかったです。オタクってなんて無力なんだろう、きっとここが潮時なのだ、もう推しは作らないと嵐の活動休止を経てそう心に決めました。
決めてたはずなのに、
そんな私の決心を軽々ぶち破ってきたのがJO1であり河野純喜さんでした。これでも最後の最後まで抵抗したんです。絶対好きにならない!好きになったらまずい気がする!と自分の心に何度も訴えかけてたのに気がついたらレコード大賞録画してたし、見る予定さらさらなかった紅白もしっかり見てた。好きかも知れない、と思ったときにはもう十分すぎるくらい彼らの沼にハマっていました。
そこからはもうドミノが倒れるかの如くファンクラブに入り、結成されるきっかけとなったオーディション番組を1から全て見ては彼らの努力、そして夢を追うことの尊さ、残酷さに涙する日々。リアルタイムで応援したかったなあ…。
以下は私が特に好きな純喜さんと、今年の思い出たち。
まだ彼を知って間もない頃開いた動画。親友と話してるこの時の姿は、"JO1の河野純喜"じゃなくて、ただの"河野純喜"なんですよね。語り合った当時の夢を思い出してるときに流した一筋の涙にどんな意味があったのか私には想像することしかできないけど、あまりにも綺麗で、だけどなぜかちょっぴり切なくて。
"Romance"はJO1の沼へ叩き落とされたトドメの一曲です。こういうボーイズグループってあまりバラード系を歌うイメージがなかったんですが、JO1みんな歌が上手だからどんな曲でも歌いこなせるのが強い。
ラスサビの純喜さんのパート、初めて聴いた時「ああ、これはもう好きにならないほうが無理」と無抵抗で両手をあげてました。上手く歌おうとか、かっこよく歌おうじゃなくて、聴いてるあなたに届けようって気持ちが痛いほど伝わってきて、聴くたびに心がぎゅーっとなります。
汐恩くんのパートから始まるこの曲、歌詞もメロディもみんなの歌声も全部優しくて大好きなんですよね。音楽を聴くことが唯一の趣味だった私が、ほんとに何も聴けなくなっちゃってた時期(全部の歌、歌詞がすべて綺麗事に聞こえてしまって)に、ただこの曲を永遠に聴いていました。だから私にとってお守りみたいな曲。
初めて買うJO1のCDは絶対この曲が収録されたやつがいい!とTROPICAL NIGHTをウキウキでタワレコに買いに行ったのが懐かしいです(トレカ文化を知らず、中身を開いたら純喜さんのカードが入っててびっくり)。
今までの私じゃ考えられないほどの行動力。我ながらびっくりだけど、こっちの自分の方が断然好き。
自分の夢に真剣に向き合って、一つ一つ叶えてきた人の言葉と涙ってすごく素敵ですよね。この時の蓮くんの"純喜、最高だよ"がたまらなく好き。最初はあまりにも純喜さんがポロポロ可愛い顔して泣いちゃうもんだからみんな笑ってるんだけど、最終的には優しい顔で彼の紡ぐ言葉を見守ってる。ほんと微笑ましくていいグループ。
①みんなから自分はどう見られていると思う?
②実際の自分は?
③一生変わらないポリシーは?
河野純喜
①元気・ポジティブ・活発
②真逆
③Life is journey
この"真逆"ってところが今でも突き刺さるんですが、常に明るい!元気!ってだけじゃなくて、きっと負の自分に負けないように奮い立たせてるところもあるんだろうなあ、なんて(私の勝手な想像でしかないんだけどね)。陽の姿から時折垣間見える陰の部分に強く惹かれちゃう。
Life is journeyって言葉も彼らしくて大好きです。
地方住みのため、行く予定全くなかったけど、後悔するくらいなら!と3日前に急遽決断し、往復〇〇万円かけ1人で行った展覧会。いつもよりJO1を近くに感じれた気がして嬉しかった。初めて手に入れたJO1のグッズは大事に大事に飾ってあります。
一生忘れない日。生きててよかったって心から思えた日。出てきた瞬間思わず溢れた涙はきっと幸せだった証拠。(これも1人で参加させてもらったんですが、横に座ってた方が話しかけてくださり、わざわざ塩分チャージまでくれて、なんて優しい現場なんだろうとまた違う意味で涙が出そうでした。その節は本当にありがとうございました。またどこかであえるといいな。)
JO1、ほんとに最高で素敵なグループですよね。
こんな最高な布陣を組んだのは誰?え?国民プロデューサー?天才(本当にありがとうございます)。
私の元祖推しが以前"グループの仲良しの秘訣は?"という質問に"遠慮と我慢のレベルの設定"と答えていました。11人もいると意見や考えが衝突することは避けては通れないと思うけど、お互いを思いやる気持ちが強い11人だから、きっと絶妙なバランスで成り立ってるんだろうなと傍らから見てて思います。なんだかんだJO1ってJO1と一緒にいる時が1番楽しそうですよね。
これはどこにでもある沼落ちの話の一つに過ぎません。
大袈裟だよ!って笑われるかもしれないけど、出会ったあの日から私の日常にはいつもJO1がいて、夢も希望も生きてく力も全部全部JO1からもらいました。朝がくるのが怖くて怖くて眠れなかった日も、休みの日に布団から起き上がることすらできなかった日も彼らの音楽を聴いてなんとか自分の心を保ってた。仕事で付ける名札の裏にはこっそり彼らのトレカを仕込んで力をもらってるし、叱られて泣いた日も彼らの存在だけが希望だった。本当にいつもいつもありがとう。
考えたくないけど、いつかは必ず終わりが来る。悲しい別れが待ってる結末なら出会わなかったほうが良かったんじゃないかって、これまでの私は思ってた。
でも今は違う。
胸を張って「幸せでした」って最後に笑って言える気がしてる。そう確信できるくらいたくさんの幸せをもらった。
河野純喜さん
たくさんのJAMからもらってる言葉だろうけど私からも言わせてね。内定を蹴ってでも、オーディションに参加してくれて、夢を諦めないでくれてありがとう。優しくて力強くて繊細で温かいあなたの歌声には人を救う力があるよ。歌が上手な人は世界中にたくさんいるけれど、私はあなたの歌声を聴いていたい。どんな道へ進もうと私はあなたの選択を心から応援するよ。だからどうか自分らしく、あなただけにしかできないことに挑戦していってね。
もし、あなたが暗闇の中を彷徨ってしまうような場面に直面したのなら、私が両肩を強く握って何度も何度でも伝えてあげる。
"あなたは最強で最高だよ"
"あなたに救われた心が確かにここにあるよ"
こんなにいろんなものをもらってるのに、何も返せないのが歯がゆいです。だからせめて、"歌で生きていきたい"と涙を流していたあなたの夢が永く長く続くことを心から祈ってます。
世界でたった1人の大好きなあなたへ。