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美容師は独立すべき?様々な独立の形とメリット/デメリットをわかりやすく解説

こんにちは!
『GO TODAY SHAiRE SALON』広島店マネージャーの川端真史です。

川端のコピー

今日は美容師独立について書いていきたいと思います。

一昔前は、独立といえば自己資金を用意し、テナントを借りて自分のサロンを開業する形が一般的でしたが、今は様々な形で独立することが可能な時代になってきました。

『では独立するにはどんな形があるのか?』

今日はそのメリットとデメリットをわかりやすくまとめていきたいと思います。


美容師の独立①物件を借りてサロンを開業する

まずは『物件を借りてサロンを開業する』についてです。
皆さんの中でも、独立といえばこの形を想像する方が多いと思います。

独立までの流れ】
基本的には自己資金を準備し、足りない場合は日本政策金融公庫や銀行などからお金を借ります。

次にテナントを契約し、内装業者に内装を依頼します。
最後に美容器具(シャンプー台やセット椅子)、備品(パソコンや洗濯機)、材料(シャンプーやカラー材)を準備します。

それ以外にも宣伝広告費(ホットペッパー掲載費や新聞折り込み)、運転資金、もしスタッフを雇用するなら人件費も必要になります。

独立のために必要な資金】
開業する場所やサロンの規模にもよりますが、700万円〜1,500万円くらいが相場と言われています。

【『物件を借りてサロンを開業する』メリット】
やはり店名や内装、サロンの規模や何店舗まで増やしたいかなど、全てを自分の思い通りに出来ることが最大のメリットです。

ほとんどの美容師は独立開業を『夢』として美容業界に入る方が多いと思うので、その夢が叶うということもメリットの1つです。

【『物件を借りてサロンを開業する』デメリット】
一番はお金がかかるということです。700万円〜1,500万円ともいわれる開業資金は経営に失敗すれば無くなってしまいますし、もし借入をして失敗した場合は多額の借金が残ります。

また美容師として働く以外の仕事も増えます。独立後の仕事は、収支の予測と管理、スタッフの指導、店舗の宣伝や集客、新卒スタッフの採用など多岐にわたります。

もしあなたが美容師としての仕事に集中したいのであれば、あまり向いていない独立の仕方ともいえそうです。

【どんな美容師に向いているか?】
◎どうしても自分の城(サロン)を持ちたい方
◎いずれは現場を離れオーナー業に専念したい方
◎しっかりと貯金出来ていて、独立後の資金管理にも自信のある方


美容師の独立②完全個室型サロンを契約して独立する

次に『完全個室型サロンを契約して独立する』についてです。

【完全個室型サロンとは?】
セット面やセット椅子やシャンプー台が1〜2つずつ用意された個室を、月額定額で借りるサロンのことで、1つの大きな美容室をいくつかに区分けし、その1つ1つを美容師さんに貸し出すシステムです。

仮に8つの個室がある場合、8人の美容師さんが部屋を借りることができます。サロンの場所や規模にもよりますが、だいたい30万円前後の月額料金がかかり、部屋の広さは5坪前後の場合が多いようです。

【独立までの流れ】
サロンを貸し出している会社と契約をします。
あとは毎月の家賃を払ってその1室を借りる形です。

【独立のために必要な資金】
貸し出している会社にもよりますが、敷金礼金、前家賃、後家賃がかかり、さらに設備や備品などを買い揃えると、トータルで200〜300万円前後の資金が必要になるようです。

【『完全個室型サロンを契約して独立する』メリット】
1つの個室を自分の占有スペースとして使えることが最大の魅力です。

そのスペースに自分の好きなサロン名をつけたり、内装に手を入れることが出来る場合もあり、『物件を借りてサロンを開業する』場合と比べると比較的安く自分のサロンを持つことができます。

【『完全個室型サロンを契約して独立する』デメリット】
『物件を借りてサロンを開業する』場合と比べて安いとはいえ、200〜300万円の初期費用が必要になるので、ある程度の蓄え、もしくは日本政策金融公庫などからの借入が必要になります。

さらに1ヶ月の家賃が30万円前後かかるので、毎月ある程度売上をあげる自信がある美容師さん以外には難しそうです。

完全個室型サロンを運営している会社自体が少ないので、都市部に住んでいる美容師以外は利用できないのもデメリットといえるでしょう。

【どんな美容師に向いているか?】
◎少しでも初期費用を抑えて自分のサロンを持ちたい方
◎毎月ある程度の売上を上げ続ける自信のある方
◎都市部在住の方


美容師の独立③シェアサロンを月額契約してフリーランス美容師として独立する

最後に『シェアサロンを月額契約してフリーランス美容師として独立する』について書いていきます。
(今回は『GO TODAY SHAiRE SALON』での場合です)

【シェアサロンとは?】
文字通り、美容室を美容師がシェアして使うサロンのことです。
美容師が毎月2万〜5万の家賃と、売上の20〜30%をシェアサロンに利用料として支払い、売上の70〜80%を報酬としてもらいます。

たくさんの美容師がサロンをシェアして使う分、美容師1人あたりの負担額が少なく済み、結果として駅近の高額な家賃の物件を低価格で使える、美容師の新しい働き方です。

仮に8つの個室がある場合、8人の美容師で使う訳ではなく、サロンの空き状況をみながら部屋の数よりも多くの美容師でシェアして使うことになります。

シェアすることで、美容師1人あたりの負担額を減らせているとも言えると思います。

【独立までの流れ】
シェアサロンと月額契約を結びます。解約したい場合は1ヶ月前までに申し出ていただければ大丈夫です。

またサロンを使いたい時だけ利用料を払ってシェアサロンを使用するスポット契約の準備もございます。

【独立のために必要な資金】
月額契約の場合は、事務手数料1万円と初月の月額利用料(家賃)2〜5万円のみでスタートすることが出来ます。

(カラーやパーマなど薬剤を使用する場合は、ご自身で準備していただく形になります)

【『シェアサロンを月額契約してフリーランス美容師として独立する』メリット】
1番はたくさんの美容師が働く環境で、技術・情報・知識などをシェア出来ることです。

知らない技術を教えあったり、サロンやお客様をシェアして同じ時間を共有することは、よりあなたの人生を豊かなものにしてくれることでしょう。

そして初期費用が少なくスタート出来ることも大きなメリットの1つです。

美容師独立となると、数百万から数千万の開業資金が必要になりますが、『GO TODAY SHAiRE SALON』では、初期費用1万円+初月の家賃2〜5万円で独立することが出来ます。

『初期費用や月額の利用料(固定費)が少ないので利益も多く残る。』

リスクを出来るだけ減らして独立する方法ともいえそうです。

また初期費用や月額利用料(固定費)も少なくて済むので、顧客が少なかったり、売上が少なくて独立するのが不安な方や、美容師以外の仕事と併用して働きたい方にもオススメです。

サロンが駅から近い、デジタルパーマやスチーマーなど最新の設備が揃っている、水道光熱費やカード手数料も会社負担、お釣りの準備もしなくて良い、などもメリットといえるのではないでしょうか。

【『シェアサロンを月額契約してフリーランス美容師として独立する』デメリット】
席や設備を他の美容師さんとシェアして使う仕組みになっているため、全てのものを占有して使いたい方には向かないかもしれません。

また、すでに潤沢な資金がある、スタッフを沢山集めた状態で独立したい、美容室を開業するテナントや物件を持っている、せっかく独立するなら自分でルールを作って好きなようにやりたい、という方にもオススメ出来ません。

【どんな美容師に向いているか?】
◎いろんなものをシェアして美容師を楽しみたい方
◎顧客や売上が少なく独立するのが不安な方
◎出来るだけリスクを少なく独立したい方
美容師以外の活動もしたい方


【まとめ】美容師の独立のカタチは十人十色!自分に合ったスタイルで独立に挑戦しよう

いかがでしたでしょうか?

昔と違い、今は様々な形で美容師独立することが出来る時代になってきました。

全国に25万件の美容室があり、独立開業から1年で60%、3年で90%が廃業するといわれるこの美容業界において、物件を借りてサロンを開業する形ではない、完全個室型サロンやシェアサロンのようなサービスは、今後益々増えていくことになると思います。

僕自身も、アシスタントやスタイリストとして雇用される側、業務委託サロンで個人事業主、雇われ店長、美容室オーナーを経て、今はシェアサロンでフリーランス美容師として働いています。

雇われていても時間の自由や高いお給料はなかなか手に入らないですし、物件を借りて独立したからといって簡単に利益が出るものでも無いことを、身をもって体験した僕が思うことは、

『まずはシェアサロンで働いてみるのはいかがでしょうか?』
ということです。

お金と時間の自由を手に入れることが出来るシェアサロンで働くことは、きっとあなたの人生に大きな変化と、美容師としてのワクワク感と喜びと感動を与えてくれると思います。

まずは是非サロン見学にいらしてください!

きっとシェアサロンの良さが見つかるはずですよ。

↑サロン見学を希望される場合は、こちらの『GO TODAY SHAiRE SALON』LINEアカウントから友達に追加していただき、希望の日程をご連絡ください。

ご連絡お待ちしております。



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