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自己分析?!(僕が医学部学士編入に合格できた理由をちょっとだけ考えてみた)

【本文はあくまでも個人の意見であり,全てが当てはまるわけではないことを承知の上閲覧して下さい。】


受験生の皆様,勉強お疲れ様です。

医学生の皆様,勉強お疲れ様です。

みんないろんな状況下で勉強していることだと思います。

僕もその中のひとりです。

例年通りいけば,受験も始まっていたとは思いますが,今年はコロナの影響でそうではありませんね。

しかし,何が起きても勉強はし続けないといけません。

しんどいと思いますが頑張ってください!

息抜きがてら,読んでいただけたらなと考えています。

毎度のことながら僕の文章は読みにくいかもです!!!笑


今回は表題の通り,自分がなぜ医学部学士編入試験に合格できたのかを振り返ってみることにしました。

はじめに

医学部学士編入って平等な入試のようなそうでないような。。
そんな意見が各方面から散見されますよね。
なのでなぜ僕が合格できたのかをちょっと考えてみました。

正直なところ,運がよかったと思います。

でも運も実力のうち?

どうなんですかね。わかりません。笑

とりあえず今回は編入試験の大きな2要素である筆記と面接の2つに分けて考えたいと思います。

筆記試験


結果から言うと9校受験し,6校で筆記を合格できました。

こうみると筆記の実力がありそうですが果たしてそうなのか。

僕はそうではないと思います。

なぜかというと3校落ちてるから。。

この3校については受けたときに落ちたなと感じました(落ちるべくして落ちたと思う)。

やはりできていないところが明確で落ちるべくして落ちたと思います。

後述しますが,僕は統計,数学は一切やってません。

これらが出題された大学での筆記は落ちました。

逆に言えば,それ以外は筆記試験は通過しました。

僕は受験を通じて,

筆記試験は取るべき問題と捨てるべき問題を見極める

これが本当に大事なんだなと感じました。

特に愛媛大学を受験した時はそう思いました。個人的な出来はあまりよくなかったと思いますが,取るべき問題は取れていたかなと思います。


また,僕の場合,4科目型でしたのでそれぞれの科目が相互に補填し合っていたので筆記で大失敗することはありませんでした。


生命科学だけ得意!英語だけ得意!
これはとてもよいことだと思いますがリスクも存在する気がします。

やはり受験する年によって易化したり,難化したりで1科目だけだと少し不安定になると思います。

しかし,僕はどの科目もそこまで苦手意識はなく,すべてがコケることはなかったため,最終的に筆記の通過率が高かったのかなと思います。

(ただし,英語は苦手でした......)

もう一つ筆記試験で大事だと思ったのは皆さんよくおっしゃっていることですが

過去問分析

これかなと思います。


まずはどんな分野が出題されるかを確認するべきです。

だってみんな必要最低限の努力で筆記合格したいですよね。笑

このためには絶対に過去問分析は必要です。

何が出題されて何が出題されないか。

出題されない分野の勉強をするなんて時間の無駄です。

案外これができていない人がいる気がしてます。

SNS上で志望校を公言しているものの,その勉強の仕方合ってる??

と思う人達がちらほらいます。


僕の場合は,まず,統計,数学,TOEFLが出題されるところは受験校から外しました。

理由はただ一つ,勉強する時間がないから。

時間があれば統計も勉強したかったですが,ここに時間を割くよりは他の教科も勉強するほうが時間効率(少ない時間で成果を得られる)がよいと考えました。

よって,旭川,名古屋,琉球等々を外しました。

これを外しても案外受験校は残っていますのでこれで勝負しようと考えました。

また,僕は,物理化学は比較的できた(出来るようになるために努力した)ので大学教養範囲の出題もある大学の受験も視野にいれました。

理由は

KALSの基礎力判定テストや模試の結果から受験者の物理化学の実力が予想よりも低かったのでこれなら勝負できる

と考えたからです。

特に基礎力判定テストでの物理化学の平均の低さには驚きました。

模試も同様です。

これなら勝負できるかもしれないと考えました。

一応申し上げておくと,決して物理化学が得意ではありませんでした。

できなくはない,そして,伸びしろがありそう?笑

そんな感じでした。笑

だから物理化学の勉強は時間かけて取り組みました。


特に物理化学の勉強は過去問分析が非常に大事になると僕は思っていて,生命科学はKALSのテキストが存在するためにある程度実力が上がることが保証されていますが,物理化学は独学の方もちらほらいます。

本当に物理化学については,慎重に勉強範囲を考え,オーバーワーク(やりすぎ)に気をつけたほうがいいです。

物理化学はかなり過去問見ました。

大学によって,有機がメインだったり,理論がメインだったり,熱力学が出ていたりといろいろなのでよく見てみてください。

市販の参考書も1冊すべてやりきる必要はないと思います。

(※あくまでも個人の意見です)

筆記試験についてはこんなかんじですかね。

以上をまとめると僕が筆記試験で上手くいった理由は

「自分の実力と勉強時間を考慮し,無理のない勉強範囲(スケジュール)を決めた。」

→統計,数学,TOEFL出題校は除外

「過去問を分析し,自分に合った受験校を選択した。」

→4科目型で,英語の配点が低い大学を選択。物理化学の出題調査。

「取るべき問題と捨てる問題をちゃんと見極められた。」

→これが一番大事。これがわからなければ,そもそも勉強段階でオーバーワークなものまで手を出し,勉強時間が無駄になります。

テキストや参考書の問題を解く段階から考えてみましょう。


この3点かなと思いました。

今更ですが,ちゃんと分析できてますかね。。泣


勉強方法に迷った時は!

SNSなどでいろいろな勉強法を紹介している人が多くいるのでそちらを参考にするのもありだと思います。

信者ではないですが,やっぱりKALSは強いです。(個人的意見)
考えている時間ももったいないのでまずは誰かに相談しましょう!


面接

結論から言うと,ほんとに僕は面接は苦労しました。

なぜ苦労したかというと僕が振り返って思ったことは次の3点です。

・「研究医を履き違えていた」
・「社会人経験を活かせていなかった」
・「自己実現の意味合いが強かった」

この3点かなと思います(他にもありますが大きくはこの3つ)。


まず一つ目。

「研究医の意味を履き違えていた」

もともと僕は大学院時代のバックグラウンドから研究医志望でした。
これをベースに志望動機を作成していました。

KALSの講師による添削も初版の志望動機に対してそこまで添削が入ることもなく(評価段階で言うとA?),こんな感じで大丈夫なんか〜と思っていました。

しかし,実際はダメダメだったということを面接を通して気付きました。

最初の志望動機は以下のようでした。


「私は研究医を志望する。理由は大学院時代の研究を通して◯◯な課題を見つけた。これを解決するためには医学部へ行く必要がある。一方,世間では,(診療科,研究に関連する科)の医師は不足している。私はこのような医師となり,研究医として活躍したい。」


ざっくり言えばこんな感じでした。

一見するといいかもしれませんが,

医学部である必要性が非常に乏しかったんです。


それなら,博士課程に進学すればいいのでは?というツッコミが満載の志望動機でした。(実際面接で何度も言われました。)


医師でなければならない理由が非常に薄かったわけですね。

僕は研究に執着しすぎたせいで本来の医師の役割がおろそかになっていました。

これは面接でも言われましたが医師のまず第一の役割りは

臨床で患者さんを診療すること

これなわけです。

いくら研究医だといっても臨床のことについて触れないのはNGであると気づきました。

PhDとMDの違いはやはり臨床ができるかどうかです。

臨床を経験した上で研究しなければければいけない理由

これを言えないといけないということに気づきました。

当初の志望理由書にはこれが明記されていませんでした。

これを考えるのは苦労しましたね。。。


でも実際は「臨床を経験した上で研究しなければければいけない理由」を面接を通して言ってました。


しかしダメでした。


これは,志望動機と面接の受け答えの構成が悪かったからです。

おそらく皆さん志望動機自体はとても良いものを持っていると思います。

しかし,それを他人に表現するときが重要でどんなに良いことを言っても表現方法(言い方)が良くないと全く伝わりません。

同じ内容のことを言ってる人がいても表現次第で全く異なるものになると思います。

僕はこの事実に気が付きました。そして気づいたときにこう思いました。


なぜもっと早く気づかなかったのか。。


この志望動機の改訂版をここに書きたいのですが僕の師匠(アドバイスをいただいた方)からの許可が出ていませんのでここでは割愛させていただきます........(すみません)

やはり自分の志望動機をいろんな人に見てもらっているとは思いますが,様々な視点で見てもらうべきだと思います。

そして,志望動機を見てもらうだけでなく,

実際の面接時に回答する内容

これも是非見てもらってください。

面接が始まる時期になると過去にされた質問にたいする回答を作る時がくると思います。

この回答も見てもらったほうがいいです。

表現方法が正しいか,ちゃんと伝わるか,これらを確認したほうがいいです。

せっかく考えた志望動機を上手く言えずに終わるのはもったいないです。

この辺も対策してみてください。



2つ目。

「社会人経験を活かせていなかった」

結論は上記の通りで社会人経験を全然活かせていませんでした。

1つ目にも書いた通り,僕は研究医志望で大学院のことをベースに書いていました。

社会人では全然研究に関係ないことをしていましたし,配属部署がとても嫌いで何も活かせるところがなかったので全く触れていませんでした。

これも面接を通してNGであると気づきました。

このままだと,今の現状が嫌で敗者復活戦的な要素で医学部学士編入を受験しているという印象を面接官に与えかねません。

この点についても活かせることはないかと必死に探しました。

幸いにして僕の勤めていた会社は少しだけ医学にも関連していましたのでそれを志望動機に盛り込みました。

結果,おそらく違和感なく取り入れることができました。

あと,これも面接を通して僕個人が感じたことなんですが,

面接では

「受験のことは会社には伝えてますか?」

これを聞かれることが多々あります。

僕は,最初,会社には伝えてなかったので正直に言ってませんと答えてました。

しかし,会社に受験のことを伝えて,面接時に同じことを聞かれた際に会社に伝えていることを言うと,

気のせいかもしれませんが面接時に面接官も自分の受験に対して自分の周りが好意的であることにプラスに評価してくれたのかなと面接官の態度から感じました。

(気のせいかもしれません。あくまでも僕個人の意見です.....)

いずれにせよ,社会人受験生は会社については調べといた方がいいです。

たまに会社のこと聞かれたりするので。。

僕はメーカーだったので会社の出している商品のことや社名の由来などについて聞かれました。笑

(僕のこと受からせる気がなかったんだろうな。。。)



3つ目。

「自己実現の意味合いが強かった」

これは1つ目とほとんど同じなんですが,僕は最初の頃は,

「研究がしたい!医学が学びたい!」

これをかなりプッシュしてました。

これは大事なことだとは思うのですが,やはり受験生は全員医学部入りたい気持ちは同じなので感情論でどうにかなるものではありません。

これをいかに自分のバックグラウンドから論理的に医師になる必要があるかを言えなければなりません。

これは本当に大事なことなんだなと痛感しました。

絶対に敗者復活戦的な文言になってはいけないです。

これが本当に難しく,ここに志望動機の作成に時間がかかる所以があると思います。

逆にこれが明確に言えればかなりアドバンテージになると思います。

なりたいという気持ちとその情熱を伝えるのは非常に大事だと思います。

あとはその伝え方だと思います。


どうでしたか?
以上が僕が面接で感じたことです。


最後に

参考になったかはわかりませんがこんな感じです。笑

そもそも自己分析できてましたかね?笑

偉そうに言ってますが,全然大した志望動機は書けていないのでそこは履き違えないで下さい。笑


これは,あくまでも持論ですが

KALSの講師やチューターをはじめ,様々な人が多くの受験生の志望動機を見ているので的確なアドバイスをくれるとは思いますがそれが全てではない


と僕は思います。

あくまでも自分が書いたことをベースに考えてくれるので大幅変更はあまりないかもしれません。

実際変更してくれる人もいるとは思いますが,僕は志望動機をあまり多くの人に見てもらってないのでわかりません。

できることなら,

「合格者の志望動機を見せてもらう」

これができるといいですよね。。

そこから,良い部分は参考にし,取り入れればいいと思います。

自分のバックグラウンドや経歴が近かったりするとよりいいと思います。

でもまずは自分で書いて悩むことをオススメします。

自分で考えることで自分にしかないストーリーが生まれ,説得性が増すと思います。

ホント面接は苦労しましたよ。。

面接はいくら良い志望動機ができても当日ちゃんと話せないと意味ないですからね.....

面接の練習もしないといけないし,緊張しないようにしないといけないし僕は苦手でした。


今回は以上です。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

毎度読みにくくて申し訳ないです。


まだ今年は受験が始まってませんが,これから順次始まると思います。

心理的にも負荷のかかる時期だとは思いますが適度に息抜きして頑張って下さい。

応援しております。


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