優しいタイの山岳民族と彼らの生活における姿
私は学生の間、海外に行きたいという思いと人の役に立ちたいという思いが強くありました。というのは日本とは違った環境の変化を生で体験しながら、人のために自分ができることにチャレンジするということであります。これを胸に、私はあるボランティア団体のツアーを利用してタイのチェンライという町に2度訪れてきました。
チェンライという町に関しては山岳に囲まれた地域で、夏でも昼の正午ごろを除いて比較的涼しく、過ごしやすい環境であります。こちらには多数の少数民族の方々が住んでおり、私はラフ族とカレン族の村を訪問してきました。
初めに私が訪れたラフ族の村というのは、比較的標高の高い場所に位置しており、山岳の美しさが見られるスポットでありました。私が訪れた際、こちらの方々は笑顔で出迎えてくれ、彼らの訪問者に対する優しさと愛情が感じられ、本当に幸せな気分でありました。村の子供たちに関しても楽しく遊んでいる様子で、彼らの元気な姿によって私の心はとても癒されました。
彼らの暮らしにおいては、電気や水道などのインフラが整っていない中で、自然界をうまく活用し、生活リズムのバランスが整えられているところが何よりでありました。夜に関しては、電気が通ってないかわりに自然界に広がる星空などの景観が美しい姿でみられ、とても感動的でした。今の世の中において、電気などが普及しつつ便利になっていると考えれますが、彼らの生活をみるとそれがないことで逆に彼らのバランスよい生活と自然とうまく向き合えていることによる彼らなみの幸せな様子が本当に感じられました。又、村の子供たちに関しては昼間は元気な姿で、比較的笑顔で楽しそうに私たちとふれあってくれて、本当に私も幸せだったし、彼らも一緒に遊べて幸せだったように感じられました。
食事に関しては、私たち訪問者に対して手厚いフォローをしてくださり、おかずも多めに出してくださっていて本当に感謝しきれない気持ちでいっぱいでした。味もおいしく、おなか一杯食べきれて本当に私にとって幸せな気分でした。又、自然界のもので茶碗を作ったり、食事を調理して食べる体験も準備は大変ではあったが、自然の中でゆっくりと作業しながら、心地よく食事を味わう気分は本当にリフレッシュもしながら楽しめて最高でした。
続いて私が訪れたカレン族の村というのは、比較的平坦な平地でした。村のイメージとしては人々と象たちが一緒に楽しく暮らしている様子でした。こちらの方々に関しても私が訪問した際は、笑顔で出迎えてくれてて本当に幸せでした。
彼らの暮らしにおいては象にえさや水を与えながら、ともに共存する姿勢という点で幸せな様子がうかがえました。実際、私も彼らと同様に象にえさや水をやる機会を体験されていただきました。その際の様子としては、比較的象もおとなしい様子で、互いに同じ自然界の仲間としてハグできて最高な気分でした。
食事に関してはこちらもラフ族同様に私たち訪問者に対して手厚いフォローをしてくださり、おなか一杯おいしくいただくことができて本当に幸せでした。
このようにチェンライの山岳地域は比較的おとなしい村であり、自然界でゆったりとくつろげる雰囲気で、他者との信頼関係も厚い傾向であります。彼ら独自の生活と周りとの関係によって築き上げられた環境は、私にとってもとても癒しの地でありました。もし、また行ける機会があれば、このチェンライという町に当時であった村の人々への感謝の思いも込めながら、再度訪れたい思いであります。