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結局のところn=1を見なければ始まらないというお話
ご無沙汰してます。
4月にnoteを書いて以来なので半年以上ぶりですね。。。
腰が重くなかなか書けていませんでしたがゆるく再開していきます。
待ち望んでいた方はお待たせしました!(誰も待ってない。)
最近では当たり前?になってきているゲームモデルとかプレーモデルとかっていう言葉が日本でも取り上げられるようになった時からずーっとモヤモヤしていたものが実感値とした腹落ちしたので忘れないうちにまとめてみます。
n=1についてはこちらを見てもらえればお分かり頂けるかと思います。
個人と組織
まず始めに、皆さんご存知の通りサッカーは集団スポーツです。
年代にもよりますが、11人vs11人+審判3名+ベンチメンバーで戦います。
それがバスケットボールだったら5vs5+審判3名+ベンチメンバーで戦いますよね。
つまるところ組織vs組織という構図になるわけです。
いやいや、おいおい。そんなこと知っとるわ。っていうのは置いておいてくださいね。
組織とは
・組み立てること。組み立てられたもの
・一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。
と定義されています。
個人とは
・国家や社会、また、ある集団に対して、それを構成する個々の人。
・所属する団体や地位などとは無関係な立場に立った人間としての一人。私人。
だと定義されています。
チームスポーツなのになぜn=1なのか
辞書的意味における個人と組織の定義を確認しましたがそれをサッカーに当てはめてみると
組織とは『ピッチ内外における役割を分担し、試合の勝利を掴み取るために統合されている集団。』
個人とは『ピッチ内外において勝利のために集団内である役割を担う人。』ではないかと思います。
要は個人の総和が集団ってことですね。
では、なぜn=1を大切に見なければいけないかというと
個人の総和が集団だからですね。
?????
大切なのでもう一度
なぜn=1を大切に見なければいけないかというと
個人の総和が集団だからです。
小学生のチームでよく見かける大きくて速くて強くて「いや、本当に小学生??」みたいな子がいてもある程度しか勝てないのはそう理由だと考えます。
※そういう子がいればある程度は勝てますが、上に行けば行くほど必然的に勝てなくなると思います。
(大体のチームが「戦術その子!」になっていて、いわゆるキック&ラッシュだからです。)
だからこそ!ベンチにいる選手を含めた全員に目を向けなくてはなりません。
(まあ、これがめっちゃむずいし時間はかかるんですけどね……)
(特に地域によってはお受験やら家庭環境やらやらが多大に影響してくるわけでして……ほんと皆さんご尽力されていると思います……)
チーム内におけるレベル差によって起こりうる弊害
これは僕なんかよりも現場経験が豊富な皆さんであれば既知の事実ではないでしょうか。
チーム内のレベルの差が激しいと練習の質が落ちます。
これは本当に大きな問題で。
上手い子が本気でやってしまうと物足りない環境になってしまうんですね。
後は簡単に倒すことができてしまい、PDCAを回す経験が少なくなってしまうように感じます。
そうすると
・練習に手を抜き始める
・練習はしているが一回の練習で得られる経験値が少なく成長率が落ちる
みたいなことが起こってしまいます。
どうすればいいのか
簡単です。
n=1を見てください。
今現在の上手い下手に関わらず練習をし、試合の機会を設け
質の高い経験値を積ませて上げてください。
ある程度の練習の質が担保されていれば後は勝手に成長します。
しかし!!
長い目で見てください。そんな一日二日でチーム全体が成長するわけでもないですし、ひつ月やふた月でも不可能です。
最低でも1年〜2年間は我慢して耐えてください。
そうすれば本当に花開いて最高のチームになります。