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木柱に木製品の未製品も。縄文人の暮らしが垣間見えるー新潟市文化財センター[JOMOSEUM]
新潟市には新潟県の埋蔵文化財センターとは別に新潟市文化財センター(まいぶんポート)があります。県の埋蔵文化財センターには及びませんが、なかなかの広さの展示室があり、壁の一面が縄文時代に割かれています。
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新潟らしい王冠型土器には見事なものがあります。
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三十稲場式の土器と蓋も。
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土偶は部分のみで少ないですが、バリエーションはあります。おそらく数としてはかなり出ているのでしょう。
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新潟市は信濃川の河口エリアで湿地が多かったため、木製品が多く出土しているのも特徴です。晩期の竪穴式住居や掘立柱建物のものと見られる立派な木柱も出土しています。
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木製品の未製品という珍しいものもあります。
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さらに新潟市はアスファルトの産出地でもあり、アスファルト完系の展示もありました。
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新潟と言うと火焔型土器のイメージが強いですが、土器、土偶だけではない縄文の遺物も多く見ることができ、縄文の人々の生活を感じることができる展示でした。
展示室の真ん中のスペースでは企画展が行われていて、バリエーション豊富な遺物を見ることができます。
新潟市文化財センター(HP)
住所:新潟市西区木場2748-1
開館時間:9時~17時(月曜、祝日の翌日休館)
入館料:無料
撮影:可
アクセス:新潟駅からバス、木場駅跡から徒歩約20分。
縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら。
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