天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず

タイトルは、福沢諭吉の名著「学問のすゝめ」の最初の一文です。最近、この一文だけが独り歩きして「みんな平等なんて、そんなことないじゃん」と福沢諭吉をバカにしている人が多いので、記事を書いています。

学問のすゝめを読め。

今なら青空文庫で学問のすゝめを読めます。いいから読んでください。すごく良いことが書いてあります。福沢諭吉も別にみんな平等だと思ってないです。簡単にいうとこういうことになります。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、みんな平等」ってよく言われるけど、この世の中そんなことないよね?賢い人も愚かな人も金持ちも貧乏も尊敬できる人も下品な人もいて、この違いってなんであると思う?なんで現実的には上下があると思う?それは学問を修得するかどうかの違いなんだよ。だからみんな学問を修得しようね。

実際にはもっと詳しい内容や具体的な内容が書いてあるのですが、本当に簡単に示すと、こんな感じです。

日本の一万円札の顔にもなっている人がどういう考えで学問をすゝめたのか、この機会に学んでみると福沢諭吉も喜ぶんじゃないでしょうか。