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「小さなことでいい、自分の存在を世の中に伝えて」(映画「イン・ザ・ハイツ」より)

今週も暑い毎日、お疲れさまでした~!

私は昨日、公開された映画「イン・ザ・ハイツ」を観てきました。
ニューヨークに住むラテン系の移民たちを描いたミュージカルで、もう魂を揺さぶられるような、素晴らしい作品でした。

若者からお年寄りまでそれぞれの苦難が描かれていて、どの人にも共感できます。
中でも私が嗚咽しそうなほど泣かされたのは、アブエラ(おばあちゃんという意味)。
優しくて料理上手で、本当にいそうな感じのおばあちゃんだなぁと思っていたら・・・

ネタバレは避けますので、ぜひ見てみてくださいね。(^-^)


で、そのおばあちゃんのこんなセリフがありました。
「小さなことでいい、自分の存在を世の中に伝えて。」
"Little details that tell the world we are not invisible."
(字幕では、「自分の尊厳を」ってなってたと思います)

映画の登場人物たちもそうでしたが、みんな「自分は大したことができない」って思いがちですよね。
上ばかり見て、それと比べて自分なんて、って思ってしまう。

でもおばあちゃんのステキな刺繍みたいに、ちょっとしたものでも貴重な価値や魅力がある。
それに自分が気づかなければ、誰にも知られることなく終わってしまうけど、ちゃんと気づいて自信を持って表に出していくといい。
そうすると、人に知ってもらえるだけでなく、喜ばれたり人を元気づけたりすることができる、っていうことなんです。

映画では、それぞれが自分のできることに気づいていく様子が描かれてます。
私たちも、外や上ではなく自分に目を向けて、小さなことを見つけ、表に出していくといいですよね。


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