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神仏霊場まいり 奈良17番 朝護孫子寺

法隆寺のそばのホテルに泊まり、翌朝、神仏霊場第30番の朝護孫子寺に参拝しました。

カーナビに惑わされましたが無事到着。車で行く場合は「天然温泉 信貴の湯」の看板に沿って行くと迷わないのではないかと思います。

こちらは有料ですが駐車場があるので、ゆっくり参拝することが出来ます。

癒されます

あちこちでトラを見かけるので、明るい気持ちになるお寺だなあと思いました。

開山堂への階段

まず、開山堂から参拝しました。
お堂の中央に四国八十八ヶ所のご本尊の仏像が所狭しと置かれていて、一つの木に彫られているのか、木に載せてあるのか暗くて分かりませんでしたが、素晴らしかったです。
どの仏像もカッコよくて迫力がありました。

高台にあるので階段を登るのも降りるのも大変でしたが、とても気持ちの良い場所でした。


空鉢御法堂より
素晴らしい景色です

その後、境内を歩きながら出会う仏様に順にお参りし、空鉢御法堂の方へ行きました。

ちょっと登った先にあるのかなと思ったら、これがまた山の上にあり、登るのに時間がかかりました。片道20分から30分かかったと思います。途中の三丁、二丁という目印を支えになんとか登りきりました。

ちょっと大変でしたが空鉢御法堂は気持ちの良い場所にあって、お参りに来れて良かったです。登ったかいがありました。

空鉢御法堂には、竜王(みーさん)がお祀りされています。
毎月、巳の日に法要があるそうです。
辰なのか巳なのか、龍ではなく竜だと巳になるのでしょうか…

その辺りの知識がないので分からないのですが、とても力強い空気感のある場所でした。
ちょっと違いますが、なんとなく伏見稲荷大社の上社や中社と似ている感じもしました。


虚空蔵菩薩の御真言

山を降りて、次に虚空蔵堂でお参りさせて頂きました。
虚空蔵は、アカシックレコードや宇宙図書館とも呼ばれていて、御真言にアカシャの言葉があることに感動しながら、唱えました。

お参りする時に御真言を見つけたら、スラスラとは言えないので、横目でチラチラ見ながらではありますが、ゆっくり三回唱えています。

それで何かが起こるというわけではないのですが、仏様にきちんと挨拶したいという気持ちが伝わるといいなと思いながら唱えています。


ご本尊は毘沙門天です

本堂にやっと辿り着きました。
ちょうどどなたかの祈祷が始まり、迫力のあるお経を聞く事が出来ました。
本堂の中は、すっきりとしていて、魔を祓ってくれるような力強い空間でした。

こちらでは戒壇めぐりもしました。
錠前があるのでそこを触りに行きます。

本当に真っ暗で、お経の声も聞こえなくなり、そして誰もいなかったので、静かな時間を過ごしました。
もっと心を落ち着ければ良かったのですが、間違えようのない道なのに、道を間違ってないかとか、錠前を触り忘れてないかとか、心ここにあらずになってしまいました。トホホ。

お寺での戒壇めぐりが好きで、あれば必ず入るのですが、毎回ソワソワしてなんだかなぁになります。想像以上の真っ暗闇なので仕方ないのかもしれません。
でもやめられない楽しみの一つです。
オススメです。

最後に千手院でお参りをして帰りました。 早い時間からたくさんの人がお参りに来られる賑やかなお寺でした。

2時間くらいでお参りできそうだと思っていましたが、開山堂や空鉢護法堂もゆっくり回るとなると、3時間くらいは必要かなと思います。

次に予定があったので、残念ながら奥の院には今回行けませんでした。
空鉢護法堂から歩いても行けるようですが、車で直接行くことも出来るようです。
次回は奥の院もお参りしたいと思いました。

虎が可愛い

明るく力強く元気を頂けるお寺でした。
良いお参りが出来ました。
ありがとうございました。

合掌

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